[東京 28日 ロイター] 自民党の渡辺喜美・元金融担当相は28日、ロイターとのインタビューで、2次補正予算を今国会中に成立させた上で1月に解散・総選挙を行い、与野党が大連立を組んで危機管理内閣を発足させるべきとの考えを主張した。
解散総選挙が先送りされるほど麻生内閣の支持率が低下すると指摘、膠着状態が続けば自民党が分裂して新党結成などの政界再編の動きにつながる可能性も否定できないとした。
渡辺元金融担当相は、今回麻生内閣が2次補正予算の提出を先送りした背景について、今出せば批判が噴出して内閣がもたなくなり、解散に追い込まれて選挙に勝てないとの思惑があるとの見方を示した。その上で、「2次補正予算を今の国会で成立させることで1カ月程度の政治空白ができても対応可能なようにした上 で、解散総選挙を1月中に行うのがタイミングとして適当」との考えを示した。その場合、「次の内閣は首班指名1、2位による連立政権が発足して危機管理内 閣を作るのが現実的だ」とした。
麻生内閣は選挙管理内閣という行う役回りを期待されて総裁になったのだから原点に戻るべきとし「解散総選 挙を先送りするほど麻生内閣の支持率は低下、1ケタ台まで低下しかねない」とした。膠着状態が続けば、エネルギーの使い古しのような「エントロピー」が相当蓄積して爆発し、新党構想が出てくる可能性もあると指摘。そのような場合には、麻生内閣は総辞職に追い込まれると同時に、次の首相の候補者がいない中で は自民党が分裂して政界再編が起こる可能性もあるとの見通しを示した。
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麻生内閣は選挙管理内閣という行う役回りを期待されて総裁になったのだから原点に戻るべきとし「解散総選 挙を先送りするほど麻生内閣の支持率は低下、1ケタ台まで低下しかねない」とした。膠着状態が続けば、エネルギーの使い古しのような「エントロピー」が相当蓄積して爆発し、新党構想が出てくる可能性もあると指摘。そのような場合には、麻生内閣は総辞職に追い込まれると同時に、次の首相の候補者がいない中で は自民党が分裂して政界再編が起こる可能性もあるとの見通しを示した。
(インタビュアー:リンダ シーグ記者、中川泉記者)
(ロイター日本語ニュース 中川泉記者;編集 宮崎 大)
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彼を大々的に取り上げたいって話じゃなくて、これが当たり前の見方だと言いたい。
最早、麻生氏に求心力はないだろうし、といって政策であれ、外交であれ、国民向けにアピールできる分野が残っている訳でもない。 ジリ貧だよね....。
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