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土曜日, 12月 27, 2008

<国民生活白書>主な論点

「
毎日新聞 2008年12月27日(土)13:00
 今年の国民生活白書は、初めて「消費者」に本格的な焦点を当てた。政府が来年度に目指している消費者庁の発足を前に、振り込め詐欺などの消費者被 害の実態や、現在の消費者行政の問題点の分析に踏み込んだ。消費者・生活者の視点で社会構造を組み替えて「消費者市民社会」を構築することの重要性を訴え た。主な論点を紹介する。【尾村洋介】
 ◆消費者の選択
 ◇「社会変革」の意識必要
 消費者が支出する総額 (家計最終消費支出)は、07年度は284兆円で、国内総生産(GDP)総額の約55%を占めている。それだけに消費者の選択は企業や商品に大きな影響を 与える。だが、消費者はその力を市場や社会を望ましい方向に変革するために十分行使できているだろうか。
 貿易の拡大と経済のグローバル化で輸入品が増加し、安全な商品や企業を見分けることは、以前より難しくなっている。特に食品の安全性について「他の分野に比較して不安感が大きい」と考えている人は04年の41・4%から、08年10月は75・5%に高まっている。
 また、元本割れの可能性のある金融商品も広く出回っている。白書は9月以降の金融危機で「消費者・生活者は翻弄(ほんろう)される存在にしか過ぎなかった」と指摘した。
  内閣府の社会意識調査では「社会に役立ちたい」と回答した人は70年代には「あまり考えていない」人とほぼ同率だったが、91年には6割を超え、08年は 過去最高の69・2%に達した。環境美化、リサイクル活動などを通じて意識が変化し、大企業にも「環境保護への取り組み」を求める声が強まっている。
  ただ、実際の行動では、途上国の農産物を一定の高値で購入したり長期契約して生産者を支援する「フェアトレード」や、環境配慮型の商品の普及は遅れてい る。国内の認定フェアトレード製品の売上高は07年で約10億円で、米国(1178億円)、英国(1136億円)の100分の1以下。
 白書は「社会的行動をとらないと格好が悪い」という価値規範の転換が消費者市民社会に向けた起爆剤になりうると指摘し、消費者市民教育の大切さを訴えた。
 ◆消費者団体
 ◇人員・財政面ともに不十分
  消費者被害への対応に関し、日本の行政や消費者団体は十分に国民の期待に応えているだろうか。白書の答えは「ノー」だ。日本では「政府などの公的機関に消 費者の権利が守られている」と感じている人は6・9%に過ぎず、オランダ(80%)、フィンランド(78%)、英国(71%)などと比べ著しく低い。
 内閣府は、09年度に設立を目指す消費者庁で、従来の各省バラバラの縦割り行政を改め、基本戦略から被害救済する執行まで一元的に対応する体制をつくることの必要性を訴えている。
  また、消費者団体の活動も、日本は欧米と比べると見劣りする。投資収益や政府補助金など豊富な収入源を持つ欧米の消費者団体は政策提言、商品テストなど幅 広く活動しているが、日本の消費者団体は人員・財政面ともに不十分で、相談業務や商品テストなど消費者がメリットを感じられる取り組みも少ない。
 欧州の多くの国では3分の2以上が「消費者団体によって消費者の権利が守られている」と感じているが、日本では、そのように感じている人は18・1%にとどまり、消費者団体の体制強化が、課題の一つとなっている。
 ◆消費者被害
 ◇振り込め詐欺再び増加
 白書は、国民生活センターと地方公共団体の消費生活センターに07年度に寄せられた消費生活相談(約104万件)の内容を詳細に分析した。支払った金額が判明しているのは約16万件で、このうち、被害額が5万円以下の少額被害が全体の42%を占める。
  このような「少額多数被害」は、被害者自身が解決しようとしても裁判費用などの負担が重く、悪質事業者の規制が進まない。白書は、行政が消費者に代わって 損害賠償を求める制度や、消費者団体の団体訴訟に損害賠償請求権を付与するなど効果的な紛争解決手段の整備に向け議論を加速するよう求めた。これらの新た な救済手段は近年、欧州各国で導入され、効果を上げている。
 一方、社会問題となっている「振り込め詐欺」の件数は、04年(2万5667 件)をピークに減少していたが、08年には1~10月の累計で1万8354件と、07年1年間の1万7930件を上回り、再び増加に転じている。白書は 「08年には2万2025件まで増加し、最悪だった04年に次ぐ水準になる」と推計した。
 また、消費者被害で、契約購入金額や既に支払ってしまった金額を年齢層別にみると、50代以上で被害金額が大きいことが分かる。
  08年1~10月の被害状況では、「オレオレ詐欺」の被害者の72%が女性で、最も被害割合の高い60代の女性が全体の30%、70代の女性が29%を占 め、高齢の女性が被害に遭っている。「還付金等詐欺」でも同じく高齢女性が狙われている。一方、「架空請求詐欺」は反対に、被害者の60%以上が30代以 下の若者で、大半が携帯電話やインターネットの有料サイト利用料金の名目でだまし取られている。
 ◇権利と同時に責任も--全国消費者団体連絡会、阿南久(あなんひさ)・事務局長
  今回の国民生活白書は、消費者庁を創設しようという流れに沿ったもので、おおむね評価できる。消費者被害の実態とそれに伴う経済的損失額の大きさや、行 政・消費者団体の役割など、説得力のあるものが多い。ただし、表題でうたう「消費者市民社会」に向けて、どういう取り組みをしていけばいいのかという、肝 心の具体案は乏しい。
 今年は食品偽装問題など、食の安全にかかわる問題が相次いだ。問題を通じて私たち消費者は「食品の情報をいかに把握し、その情報でどの商品を買えばよいか」を問われた。投資信託などの金融商品も急激に高度化・複雑化し、消費者は情報についていけない。
 これまで消費者は「守られるべき存在」だったが、今は消費者としての権利の行使と同時に義務も求められる。消費者保護のための制度は日本でも整ってきたが、消費者が自らの責任について学ぶ環境はまだ不十分だ。
 以前だったら、訪問販売などで無用な商品を買わされてしまう人は地域が支え助けてきたが、その地域コミュニティーは崩壊しつつある。子供に食べることの大切さを伝えようにも、家族の会話も不足している。
 日本の社会の前提が次々に崩れていく中で、行政、消費者はどう対応していくのか。白書はそこをもっと示してほしかった。【聞き手・永井大介】

■関連ニュース

<国民生活白書>後絶たぬ消費者被害 昨年度損失、最大3.4兆円(毎日新聞) 12月26日 18:00
消費者被害3.4兆円 詐欺や食品偽装、07年度推計(朝日新聞) 12月26日 12:45
生活者が社会構築に参加=「消費者市民社会」を提言-08年版国民生活白書(時事通信) 12月26日 12:30
消費者被害3兆4千億円 08年版国民生活白書(共同通信) 12月26日 10:44
振り込め詐欺防止条例 銀行や県民の責務明示 熊本県警が案公表(西日本新聞) 12月26日 10:30

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生活者が社会構築に参加=「消費者市民社会」を提言-08年版国民生活白書
時事通信 2008年12月26日(金)12:30
 野田聖子消 費者行政担当相は26日の閣議に、「消費者市民社会への展望-ゆとりと成熟した社会構築に向けて-」と題した2008年版の国民生活白書を提出した。消費 者・生活者が社会の発展と改善に積極的に参加する「消費者市民社会」という考え方が生まれていると指摘。経済社会が複雑化、高度化する中、供給者ではな く、消費者・生活者の視点から社会構造を組み立て直すべき大きな転換期にあるとの見方を示した。
 白書は、振り込め詐欺や悪質訪問販売、製品事故など後を絶たない消費者被害に触れながら、「消費者市民社会に向けた消費者・生活者の役割と課題」と「消費者政策」について探った。
 消費者の行動に関し、その選択が企業や商品に与える影響力は大きく、不祥事を起こした企業には厳しく対応すると分析。一方で、消費者は食品の安全性の判別が困難な状況にあるなどリスクにさらされており、そのリスクを判断するための制度が必要だと指摘した。
 さらに、振り込め詐欺など消費者被害による経済的損失額が07年度は最大約3兆4000億円(契約金額ベース)に上ると推計。国内総生産の約0.7%に相当し、これらが正当な事業者に流れれば、市場に好影響を与えると分析した。

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振り込め詐欺防止条例 銀行や県民の責務明示 熊本県警が案公表(西日本新聞) 12月26日 10:30

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現役、OB40人を刑事告発=社保庁ヤミ専従で-舛添厚労相

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時事通信 2008年12月26日(金)18:30
 舛添要一厚生労働相は26日、社会保険庁職員によるヤミ専従問題で、現役・OBの計40人を背任容疑で東京地検に刑事告発した。年金業務に対する国民の信頼にかかわることを重くみて、不正に受け取った給与を既に返納していても刑事告発するのが適当と判断した。
 40人は当時、東京、京都、大阪の各社会保険事務局管内で勤務していた職員。このうち16人は、給与を受け取りながら組合活動に従事するヤミ専従の当事者で、24人は社会保険事務所長などとして当事者への給与支払いなどに関与していた。
 16人に不正に支払われた給与は総額4億8000万円で、既に4億6000万円は返納されている。
 同相は当初、20人程度を刑事告発する意向を示していたが、精査した結果、40人に増やした。このうち現役の30人は現在、社会保険事務所長を務めるなどしている。

厚生労働省
社会保険庁
ヤミ組合専従とは? (教えて!goo)
ヤミ専従 (goo Wikipedia 記事検索)


■関連ニュース

ヤミ専従で社保庁40人告発 (産経新聞) 12月27日 08:05
社保庁ヤミ専従、背任容疑で40人告発 厚労省(朝日新聞) 12月26日 20:45
背任容疑で職員ら40人を告発 社保庁のヤミ専従問題(共同通信) 12月26日 17:39
神奈川労働局の「ヤミ専従」、1500万円返納要求(朝日新聞) 12月26日 00:02

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何じゃそりゃ!?
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<社保庁労組ヤミ専従>背任容疑で職員40人告発--厚労省
毎日新聞2008年12月27日(土)13:00
 社会保険庁職員が給与を受け取りながら無許可で労働組合活動に専念する「ヤミ専従」を行っていた問題で、厚生労働省は26日、職員と上司計40人を背任容疑で東京地検に刑事告発した。ヤミ専従での職員告発は異例。
 背任罪の公訴時効(5年)の成立前に専従していた16人と、その上司24人。社会保険事務局管内別では▽東京10人(上司12人)▽大阪5人(同10 人)▽京都1人(同2人)。16人の専従期間は最長約8年で、支払われた給与は総額約4億8000万円。40人のうち30人が現職で、現役には社会保険事 務所長も含まれる。1人はヤミ専従を否定している。
 厚労省は、ヤミ専従について、公務員の職務に反して国庫に損害を与える背任にあたると判断。「国民の関心の高い年金業務にあたりながら信頼を裏切った」としている。
 社保庁はこれまで、時効にかからないヤミ専従職員と上司計41人を告発の検討対象とした。うち1人を今回、背任容疑に該当しないとして対象から除いた。厚 労省の調査委は11月、国の損害がほぼ補てんされているとして告発に慎重な意見をまとめたが、舛添要一厚労相らは告発の方針を打ち出していた。【野倉恵】

■関連ニュース

現役、OB40人を刑事告発=社保庁ヤミ専従で-舛添厚労相(時事通信) 12月26日 18:30
背任容疑で職員ら40人を告発 社保庁のヤミ専従問題(共同通信) 12月26日 17:39
懲戒処分者不採用、手当も減 社保庁後継の労働条件決定(朝日新聞) 12月22日 21:24
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ちゃんと仕事してる人間が馬鹿見る社会はやっとられんわな....。

土曜日, 12月 20, 2008

<第三国定住>ミャンマー難民、10年度から政府受け入れ

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毎日新聞 2008年12月19日(金)13:00
 紛争などで他国に逃れた難民をさらに別の国が受け入れる「第三国定住」について、政府はタイで生活するミャンマー難民30人程度を10年度から受 け入れる方針を決めた。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と連携し09年度中に受け入れる難民を選定する。第三国定住を受け入れるのはアジア初。 11省庁による19日の難民対策連絡調整会議で正式決定する。
 入管法が難民認定の可否を日本国内でしか審査できないのと異なり、第三国定住は、現住地で面接などを行って審査できる。
  政府が受け入れるのは、UNHCRが事前に面接などをして政府に保護を推薦した難民で、社会適応できると判断した家族。政府は定住支援に向け、日本語の研 修や職業の紹介・訓練を実施する。状況を見ながら受け入れを増やす方針。難民申請の約6割がミャンマー人であることを背景に、選んだとみられる。
 UNHCRによると07年に第三国定住で受け入れられた難民は7万5300人。受け入れ国は14カ国で、うち米国が4万8300人。出身国はミャンマーやソマリアなどが多い。【石川淳一】

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<解説>第三国定住受け入れ 問われる生活支援
毎日新聞2008年12月19日(金)13:00
 日本政府がアジアで初めて、「第三国定住」の形で難民の受け入れを決めたことは、“難民鎖国”とも言われてきた日本が、人道面を重視して大きな転 換を図ったと言える。政府開発援助(ODA)が落ち込み、国際社会での日本の存在感が低下する中、難民受け入れによる国際貢献は重要なメッセージにもな る。
 タイに逃れたミャンマー難民は約12万人とされ、日本が当初受け入れる30人はそのわずかにすぎないが、「国際社会での 責任を分担する」(外務省幹部)意味は大きい。タイのような別の国を経由せず、ミャンマーから直接来日して難民申請した人は07年だけで500人に上る が、難民認定は35人にとどまる。今回の決定が、こうした「条約難民」の受け入れ拡充につながる可能性もある。
 課題は難民を日本社会にど う定着させるかだ。日本は70年代後半以降、家族を含め1万人以上のインドシナ難民を受け入れたが、日本語が不自由なため進学や就労ができず困窮する例も 多い。こうした教訓をふまえ、語学指導を含めた難民への幅広い生活支援のあり方が問われる。【鵜塚健】

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<第三国定住>ミャンマー難民受け入れ 難民高等弁務官、日本に拡充期待
毎日新聞 2008年12月20日(土)13:00
 来日中のグテーレス国連難民高等弁務官は19日、日本外国特派員協会で会見し、ミャンマー難民30人程度の第三国定住受け入れを政府が決めたことについて「試験的だが、成功させることで、日本の難民受け入れが拡充することを期待する」と話した。
 また、夫を亡くした女性ら特に立場の弱い難民受け入れを検討することや、すべての難民が日本社会へ溶け込むために必要な言語や教育、就労への支援の重要性を強調した。【花岡洋二】

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<第三国定住>ミャンマー難民受け入れ決定 国連高等弁務官、毎日新聞報道を評価
毎日新聞 2008年12月19日(金)13:00
 来日中のグテーレス国連難民高等弁務官は18日、東京都内で開かれたパーティーで、政府がミャンマー難民の第三国定住の受け入れを決めたことにつ いて「これを機会に日本が庇護(ひご)を必要とする人々にとっての恒常的な再定住国となることを願う」と評価。また、毎日新聞の「世界子ども救援キャン ペーン」が今年で30年目を迎えたことにも触れ、「難民問題に取り組もうという意思の表れだ」と評価した。【隅俊之】
」
ニュースソースもさることながら、関連ニュースを、全て網羅したのは、コイツが初めてだ。
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ミャンマー難民受け入れ 「第三国定住」を適用
共同通信 2008年12月18日(木)17:48
 政府は18日、タイに避難しているミャンマー難民約30人を10年度に受け入れる方針を決めた。母国から近隣国に逃れた海外の難民をめぐり、いず れの国にも定住できないと判断された人を受け入れる「第三国定住制度」を適用する。この制度による受け入れはアジア諸国で初めて。関係11省庁の担当者が 19日に首相官邸で「難民対策連絡調整会議」を開き、ミャンマー難民の受け入れ施設など具体的な対応を決定する。
」

木曜日, 12月 18, 2008

「麻生首相の代わりいるのか」官房長官が首相批判を牽制

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朝日新聞2008年12月17日(水)21:54
 河村官房長官は17日、日本外国特派員協会での講演で、「支持率がいくつになったら内閣が倒れるという基準はない。自民党の中に反麻生はいない」 と強調した。そのうえで「威勢の良いことを言う方はたくさんいる。パフォーマンスを取る方もいるが、『代わって誰か他に首相になれる方がいますか』と言う と、答えは返ってこないと思う」と、自民党内の首相批判を牽制(けんせい)した。
 また、現在の厳しい経済情勢に触れたうえで「民主党が主張するような形で1、2月に国会を解散することが許される状況にない」と述べ、景気対策のための第2次補正予算案の成立などを優先する考えを示した。

■関連ニュース

麻生首相が新たな財源確保指示、たばこ税増税見送りの流れで=河村官房長官(トムソンロイター) 12月11日 17:36
麻生首相が新たな財源確保指示、たばこ税増税見送りの流れで(トムソンロイター) 12月11日 17:35
「河村長官株」赤マル急上昇 おわび行脚で得点(産経新聞) 12月10日 08:05
小沢氏「選挙管理内閣」構想…与党に動揺 自民分裂に誘い水?(産経新聞) 12月03日 08:05
「解散は来春以降」 自民・細田幹事長(産経新聞) 12月01日 08:05

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自民党の人材不足は深刻だねぇ....。
って言うか、官房長官がこんなコメント出して牽制しなけりゃもたないってのは、内部分裂も極まれり!ってトコなんだろうね。
余計なコメントってば、こんな間抜けな話も、記事になるってんだから、日本国首相にも、もっとしっかりして欲しいもんだ....。
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<麻生首相夫人>「夫は難しい本も読みます」 首相をフォロー
毎日新聞 2008年12月18日(木)13:00
 「(麻生太郎首相は)自民党総裁選のころから眠れない日が続き、今でも40分くらい、(私が)指圧をしています。いびきが聞こえて、ああ、寝たな と」。首相の妻・千賀子さんが自民党発行の女性向け月刊誌「りぶる」09年1月号のインタビューに答え、首相の「素顔」を紹介した。
 千賀子さんは鈴木善幸元首相の三女。在任中、不眠に悩んでいた鈴木元首相にも就寝前に指圧していたという。
 インタビューでは「父の背中と(首相の背中が)重なり、涙が出たこともありました。2人の背中から同じものが伝わってくる」とも述べ、宰相の責任を背負った夫の体を気遣った。
  漫画好きで、しばしば漢字の誤読が指摘される首相だが、千賀子さんは「漫画も好きでよく読みますが、頭や気持ちを切り替えるため。事務所では資料や難しい 本をじっくり読みます」と釈明した。「主人は明るく前向き。どんなことがあっても結果を出す。それが『麻生流』なのかもしれません」とエールを送った。 【高本耕太】

■関連ニュース

バーの後は夫人が指圧=家庭での麻生首相を紹介-千賀子さん(時事通信) 12月17日 18:30
「党首力」でも小沢氏に軍配 党首討論で明暗 本社・FNN合同世論調査(産経新聞) 12月02日 08:05
「痛車」とは何か:日本独特のカルチャー(WIRED VISION) 11月28日 11:33

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金曜日, 12月 12, 2008

<クローズアップ2008>無保険の子、救済法成立へ 地方が国を寄り切る

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毎日新聞2008年12月11日(木)13:00
 中学生以下の「無保険の子」を一律救済する国民健康保険(国保)法改正案を10日、衆院厚生労働委員会で全会一致で可決した。来週にも改正法が成 立する。厚生労働省は「世帯単位の原則」を盾に子どもだけを対象とした一律救済に抵抗してきたが、住民福祉を担う市町村が続々と独自救済に乗り出し、流れ をつくった。法改正は大きな前進となるが、高校生を含む「18歳以下」への拡大や、国保会計の赤字に苦しむ多くの自治体に対する国の財源措置などが今後の 課題となる。【竹島一登、平野光芳】

 「野党案は放っておくはずだったが、風向きが変わった」。自民党厚労族幹部は、急転直下の解決をこう振り返った。
 厚労省は10月末、全国調査の結果公表に合わせて急病などに限った保険証交付を軸とする対策を通知しただけで、法改正は否定する姿勢を貫いていた。
 民主党など野党3党は11月、「18歳未満」を救済する独自案を提出したが、与党は否定的だった。一方で、11月28日に国会の会期延長が決定し、与党も何らかの対策を示すよう迫られてもいた。
 毎日新聞の今月初旬の全国調査では、無保険の子がいる816自治体のうち235自治体が救済に乗り出していた。一方、他の自治体は子どもだけを救済することは「世帯単位の原則」を掲げる国保法に抵触しかねないと二の足を踏んでいる。

 このままでは市区町村の対応にばらつきが出て、実務が混乱すると懸念した新潟県の泉田裕彦知事と佐賀県の古川康知事は2日、厚労省の江利川毅事務次官に「救済を法制度に位置付けるべきだ」と直談判した。こうした地方の圧力が与党にかかった。
 与党側は先週の非公式協議で「市町村が独自に行っている公費医療助成の対象年齢までを認める」とする案を示したが、民主党は「一律救済でなければ他法案にも協力できない」と譲歩を迫った。
 この結果、自民の鴨下一郎、民主の山田正彦両衆院議員が水面下で協議を続け、先週末までに「15歳以下」を軸に合意。正式に野党が改正案を受け取ったのは今月8日朝。同日中に両党ともに了承手続きを取り、土壇場で決着にこぎつけた。

 ◇ 短期保険証を発行 6カ月ごと状況確認--中学生以下
  保険料を滞納すると、まず有効期限1年(一部2年)の通常保険証から、期限が短い短期保険証に替えられる。滞納が1年以上続くと、保険証に代えて、医療費 の全額自己負担が必要になる資格証明書の交付となる。改正法が施行されれば、滞納世帯でも中学生以下の子どもには保険証が発行される。保険証はどう変わる のか。
 現行では、発病や被災など特別の事情がある場合、滞納世帯への資格証発行は免除している。また被爆者や未熟児などには手厚い医療が不可欠として、個人単位で保険証を交付している。改正案はこの例外規定に中学生以下の子どもを加えた。
  来年4月以降、市区町村が中学生以下の子どもに保険証を発行する。4月1日時点で無保険の子がいれば速やかに発行すると規定しており、市町村は正確な実態 把握を迫られる。子ども向けの保険証は、有効期限6カ月の短期保険証となり、期限が切れれば新しい短期証が発行される。更新期限ごとに親の保険料納付が可 能になったかを確認し、滞納の助長を防ぐためだ。

 ◇ 「18歳以下」に拡大課題
 「子どもを守る法的裏づけができた」(千葉市)、「救済が正確に定められた」(大阪市)など、市区町村からは改正法案可決を評価する声が相次いだ。
  厚労省は「子どもを救済すると滞納する親が増えるのではないか」と危惧(きぐ)し、法改正に抵抗してきた。厚労省調査(9月15日現在)で無保険の子が 3692人いて全国最多だった横浜市によると、子どものいる滞納世帯は約2900世帯で、国保加入の約55万世帯の0・5%に過ぎない。市保険年金課は 「払いたいのに払えない人が圧倒的に多い」と話し、滞納の助長にはつながらないとみている。
 自治体独自の救済策は、対象年齢にばらつきが ある。高校生を含む「18歳以下」と、児童福祉法に基づいた「18歳未満」が広く救済を目指す設定だ。11月に18歳未満の救済を図った札幌市は「医療保 障という法の趣旨に沿ったもの」と当初方針を維持する。法改正後も、対象年齢の引き上げは課題となる。
 慢性的な国保の赤字会計に悩む自治体が多い。このため独自救済ができなかった自治体があった。国保加入者は自営業者や非正規雇用者が多く、不況で財政運営は厳しさを増すため、法改正で生じる救済費用の財源措置を求める声は強い。
 また国保の財政難を反映して保険料が上がり、滞納を招いているという見方もある。宮城県石巻市の担当者は「国保に入れば、社会保険加入の同じ所得の会社員と比べ、負担は2・5~3倍だ。やむを得ない滞納による赤字は、公的に補てんすべきだ」と指摘する。

■関連ニュース

<無保険>中学生以下対象、無保険児に短期保険証--富山市 /富山(毎日新聞) 12月11日 18:00
国保「無保険」 中学生以下で271人 県まとめ 6市町が解消進める 9月調査比70人減 自治体で対応差(西日本新聞) 12月11日 10:30
中学生以下全員に保険証 無保険問題で救済法案可決(朝日新聞) 12月10日 12:17
「無保険」子どもの対応に差(中国新聞) 12月09日 11:00
<無保険>子ども1.3万人救済 235自治体、独自策で--毎日新聞調査(毎日新聞) 12月08日 18:00

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弱者救済もさじ加減か? 実運用の話より、行き着くところは「財源」のような気もするんだけど....。

月曜日, 12月 08, 2008

渡辺喜美氏「怪気炎」 反麻生から政界再編へ 党内の支持は?

「
2008.12.8 21:16
 麻生内閣の支持率急落を尻目に、自民党の渡辺喜美元行政改革担当相のボルテージは上がる一方だ。公務員制度改革から 始まった麻生太郎首相への批判は平成20年度第2次補正予算編成、倒閣発言と続き、ここにきて新党結成にも言及、軸足が「反麻生」から「政界再編」に移り つつある。ただ、過激な発言に距離を置く議員も少なくなく、「単騎」でひたすら走るのか、勢力を広げられるのか、政治家としての力量が試されるときにきて いる。
 8日夕、都内で開いた自らのパーティーで渡辺氏は、800人の支持者を前に「頭の体操」と断った上で新党結成のシミュレーションを示すと、最後には「自身の姿」のようにこう力説した。

 「裸一貫型はインパクトはあるし、大きく化ける可能性がある。覚悟だけでできる」

 「麻生批判」があからさまになったのは、塩崎恭久元官房長官ら24人で結成した「速やかな政策実現を求める有志議員の会」が11月21日、2次補正予算案の今国会提出を政府に求めたころからだ。
  「(参加すれば)倒閣運動とみられる。いいのか」と念を押したものの、メンバーから「渡辺さんの味を出せばいい」と容認され、メディアを通じて世論を喚起 する手法で政権批判を重ねてきた。首相が2次補正案の提出見送りを決めると、「選挙はやらない、景気対策は先送り。『なんじゃこりゃ』という感じだ」と語 気を荒らげた。
 今月には、6日に町村信孝前官房長官から「他人の弱みに付け込んで足を引っ張るのは、まともな大人のやることではない。ど んどん逃げてもらいたい」と批判されると、7日のフジテレビ「新報道2001」で「そういう声が大合唱になれば(離党の)可能性もある。倒閣運動をやると きは腹をくくる」と応じた。出演後には「今国会で衆院を解散し、1月中に『危機管理内閣』を作ればいい」とも言い切った。
 ただ、「麻生批判」には「当時幹事長だった麻生首相の差し金で福田改造内閣の行革担当相を留任できなかったと思っている」(渡辺氏周辺)ことも絡 んでいるようだ。11月29日のテレビ番組で司会者から「行革相で残れば…」と問われると、数秒の沈黙の後、つぶやくように「飛ばされました」と答え、同 氏を知る議員は「首相への恨みは相当なものがある」と漏らす。
 「有志議員の会」は40人以上に膨らむ見込みで、全員が造反すれば与党によ る衆院での再議決は困難になる。しかし、パーティーに駆けつけた塩崎氏は「渡辺さんの発言だけを聞いて誤解されないようにしてほしい」と牽制(けんせい) し、「有志議員の会」が「反麻生」や新党結成で結束していないことがあらわになった。
 中川秀直元幹事長や小池百合子元防衛相らによる社会 保障に関する議員連盟にも渡辺氏は参加するが、ここでも「反麻生」が強まることへの警戒感が他の議員にはあり、中川氏は初会合を1週間遅らせざるを得なく なった。渡辺氏も「地道に仲間を増やすしかない」と言わざるを得ず、先は見通せていないのが現状だ。
」
「
渡辺元行革相:都内でパーティー 民主議員エール
 自民党の渡辺喜美元行政改革担当相は8日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。民主党からも、枝野幸男、松本剛明両元政調会長ら4議 員が出席。麻生政権批判を続ける渡辺氏に対し、あいさつに立った枝野氏は「いずれ民主党に来ていただくことになるかは分からないが、今の姿勢を貫いてほし い」と述べた。
 「反麻生」急先鋒(せんぽう)の渡辺氏は、森喜朗元首相らベテラン議員から批判されるなど、党内では厳しい立場。この日は麻生政権と距離を置く中川秀直元幹事長や小池百合子元環境相らも姿を見せた。
 中川氏は「渡辺氏は党内改革派のど真ん中にいる。そう遠くない時期に、本当の出番を迎える時がくる」とあいさつした。【三沢耕平】
毎日新聞 2008年12月8日 22時25分
」
やれやれ!

金曜日, 12月 05, 2008

この国はどこへ行こうとしているのか

「
毎日新聞2008年12月5日(金)18:00

 ◇「恕(ゆるす・思いやる)」の字書きたい--清水寺貫主・森清範さん(68)

 盛りは過ぎたとはいえ、まだまだ美しく色づいた紅 葉に迎えられ、京都は清水寺への参道を歩く。インタビューにうかがう貫主(かんす)の森清範さん(68)は1年前の暮れ、奥の院の舞台で、あの漢字一文字 を揮毫(きごう)した。「偽」。でも、あれから1年たって、よりふさわしい文字が浮かばない。
 「そうですねん」。貫主というから威厳ある おっかない坊さんかと思っていたら違った。「あの<偽>にはヒフンコウガイしました。漢字、大丈夫ですやろな、記者さん! ハハハ」。冗談大好き、おもろ いおっさんで安心した(漢字、どう書くんだったかなあ)。いまや師走の風物詩ともいえる「今年の漢字」、阪神大震災のあった95年から日本漢字能力検定協 会が主催し、この12日に発表される。
 「いやー、もはや日本だけのニュースやなくなってますよ。インターネットとかで世界に飛んでいる。 お寺に海外の要人が来られては、日本を表すのは<偽>ですか、となんべん言われたことか。ああ、恥ずかしい。恥ずかしい。そやけど、漢字が中国でできて以 来、なんと50いくつもの<いつわり>を意味する字があるそうです。お釈迦(しゃか)さまもこの偽りの心こそが人間そのものと言っておられます」
  穏やかに茶をすすっていた顔が険しくなった。「タガがなくなってしもうたんですわ」。タガ? 「人間が偽りの心をむき出しにしてどうするんです。戦後、ア メリカから民主主義がきた。それはよかった。でも、個のみを主張する個人主義の風潮がまん延してしもうてね。米国にはちゃんと信仰がある。神さんが見ては るんです。神さんと人間の契約なんですよ。そこに歯止めがある。日本は宗教心を消し去ろうとした。神さんも仏さんも見てない、そやから何をしてもいい、 と」
 「網」にたとえた。魚や虫をとる、あの網である。「仏教ではよく使います。網を見てください。必ず上下左右の糸を共有しているで しょ。そのつながりが網を構成しています。ひとつの糸だけでは網にならない。利己やなしに利他の心がないと、うまくいきませんわなあ」。そっと目をつむ り、そして利己といえば……と思い出したように語りだした。われらが首相、麻生太郎さんのことだった。
 「人間、自己愛はしようがありません。だからお互い仲ようするんです。助け合うんです。相互扶助。それを総理たる人がなんですか、たらたら食べて、飲んで何もしない人の分の金を何で私が払 うんだ、なんて。ようそんなアホなことが言えましたな。名古屋の演説でもそうでした。岡崎だったらいいけど、名古屋で同じことが起きたら洪水だよって。根 は一緒です」
 ほとほとあきれはてた声で、ある短歌をそらんじた。

 わが胸の
  燃ゆる思いに
   くらぶれば
    煙は薄し桜島山

 「幕末、筑前は福岡藩の勤皇の士、平野国臣が詠んだ歌ですよ。こんな境地になれる政治家に出て来てほしいですわ。国を憂え、人をいかに幸せにするか、その情熱がどれほど激しかったか。桜島の噴煙すら、あんなのたばこの煙だみたいな感じですから」
 ■
  先の見えぬトンネルの中であえぐ国民にカネをばらまけばいいなど、およそ政治ではない。永田町がいかに能天気か。なら、誰を頼ればいいのか? エピソード を紹介してくれた。ある日、米国の元副大統領、モンデールさんが訪ねてきたとき。「清水の舞台から飛び降りるとは、グランドキャニオンから飛び降りるって ことですね、とおっしゃったんです。誤解されてるんですな。あの言葉は観音さまに一切をおまかせする、観音さまと一緒に歩む気持ちになる、そうすれば見 守ってくださる、心の安らぎが得られる、という意味でしてね」
 平安の昔から庶民の信仰を集めた観音さま、インテリだった紫式部も清少納言 もお参りしている。どこかに安らぎがなければ、不条理なこの世を生き抜くのは難しい。ある意味で知恵である。「信仰心だけやない。日本には日本のやり方が ある。そろそろそれを掘り起こし、生活に取り戻していく。必要ですよ。もともと勤勉でしょ。近江商人の三方よしの精神もそう。売り手よし、買い手よし、世 間よし。それを忘れ、むちゃくちゃになった。偽物だらけ」
 もっと、もっと無駄を、とも繰り返した。ノーベル賞ラッシュの話題になったとき である。「やっぱり、ほんまもんの力をつけるには余分なことやらんと。小僧も寺に入ったらすぐお経教えてもらえるかというと、そうでない。朝は掃除、ご飯 炊き、そして後片付け、そんなのをずーっとやってきて、お前、そこへ座れ、それからお経です。子守やお使いもするなあ。それがプラスになるんですわ」。効 率ばかり追い求めるな、としきりに戒めるのだった。
 ■
 さて、大きく地球に目を転ずれば、戦火は絶えない。テロのニュース が続く。「ユネスコ(国連教育科学文化機関)憲章の前文、ご存じですか? こうあります。<戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和 のとりでを築かなければならない>。これ、まるでお経やないかと思いました。戦争は自然発火するんやない。誰かが火をつけるんです。平和も勝手に生まれな い。不断の努力がいる。日本、してますか?」
 またこんなエピソードを紹介してくれた。EU(欧州連合)の代表団が寺にやってきて、抹茶を たてた。使ったのは霊験あらたかな音羽の滝の水。「所願成就、もろもろの望みがかないます、とお出ししたら、ドイツの方が言うんです。ここにいるみんなの 思いは違う。通貨、経済、文化……。その妥協点を見いだそうとしている。なのにこの水を飲めば解決する、いったい、どういうわけか、と。参りましたね。考 えました。霊水を一口飲めば、みなさんの心は観音さまになる。そうすればヨーロッパはむろん世界が観音さまの浄土になります、と」
 ところで、今年の漢字、どんな字になると? 「あれはね、当日の朝、封筒にのり付けして渡されるんです。けいこする時間はありません。ぶっつけ本番。そうですな あ、2年連続で<偽>かなあ。いや、ひょっとすると」。そうつぶやき、指で字を書いた。それ「失」ですか? 「失言の失、信用を失うの失や。どうなるかわ からんけど。練習しとかなあかんかな」。いつか書きたい字はありますか?
 「ああ、よう聞いてくれはった。<恕(じょ)>。書いてみたいで すなあ。忠恕という言葉もありますが、心の底から思いやる、相手の気持ちになるという意味です。これ、人倫の基本だと孔子さんが言ってますよ。発心即到と いう言葉もあって、思いついたら、すでに到(いた)っている。できなくてもいい、そうしようと前向きの気持ちでいきましょうよ」
 麻生さん、たとえ漢字が苦手でも、貫主の揮毫を見て、この国のいまをしかと認識してほしい。とてつもない日本と楽観していられるかどうか。「顔に墨でペケでも書きますか、ハハハ」【鈴木琢磨】

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 ■人物略歴
 ◇もり・せいはん
  1940年、京都市生まれ。55年、清水寺貫主、大西良慶和上のもとで得度。花園大文学部卒業後、円福寺専門道場で雲水修行。泰産寺住職などを経て、88 年、清水寺貫主・北法相宗管長に就任。全国清水寺ネットワーク会議代表。著書に「一文字説法 観音のこころ」「心を活かす」「心に花を咲かそう」など。
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」
今のご時勢、「恕」の字は出てこないよなぁ。
つくりが少し違う字なら、毎日顔出すけど....。
「
「ぶら下がり」答えない方がいい…首相イライラ?
読売新聞2008年12月5日(金)22:30
 「これから、ああいうのはなるべく答えないようにした方がいい」
 麻生首相は5日の衆院予算委員会で、記者団の質問に立ったままで答える「ぶら下がり取材」に対し、強い不満を示した。
 民主党の原口一博氏が、日本郵政グループの株式売却凍結に言及した11月19日の首相発言の真意をただしたのに対し、首相は「株価が安い時に売る やつがいるかと(記者に)言っただけなのに、永久に売らないみたいな話に(なった)」と強調。「とにかく、よう(話が)作り替えられる」「ゼロからずーっ と説明するのは、正直、ぶら下がりなんかの時はとても出来ない」とも語った。
 首相は委員会終了後、首相官邸でのぶら下がり取材にはいつも通り応じた。国会でのメディア批判は、相次ぐ発言のぶれが報道され、内閣支持率が低迷していることへのいら立ちの表れと見られる。
」
「
「マンガばっか読んでる訳じゃない」首相、故事うんちく
朝日新聞2008年12月5日(金)21:49
 「おまえ、マンガばっか読んでんじゃねえか、なんて言われても困りますんで」。麻生首相は5日の衆院予算委員会で、小泉元首相が所信表明演説で引 用した長岡藩の「米百俵」の故事が話題にのぼると、「佐久間象山の弟子に『二虎』と言われた一人が吉田寅(とら)次郎、後の松陰。もう一人が(長岡藩の) 小林虎三郎。その話ですね」とうんちくを傾けた。
 ただ、別の場面では、事実関係に誤りも。首相は日経平均株価の史上最高値を「89年12月28日の3万9980円」と述べたが、実際は12月29日の3万8915円。首相はしばしば経済や金融にまつわる数字をそらんじてみせるが、うろ覚えもあるようだ。
」
そもそも「軽い」発言繰り返す総理がしょーもな過ぎるんだろうね。
コイツの言うこと、ぶら下がってまで取材する価値なんざないって、バッサリ切り捨ててやりゃイイのに、マスコミってのは、仕事と割り切りが過ぎるんでないかい?
KYの定義について、こんな話を何かのTVで見た。
麻生ってのはKYの塊だって話
 - 空気    読めない
 - 漢字    読めない
 - 国民感情 読めない
 - 経済    読めない
 - 解散    やれない

木曜日, 12月 04, 2008

<地域医療の危機>揺れる県立病院再編案/1 地元の反発 /岩手

「
毎日新聞 2008年12月4日(木)13:00
 県立沼宮内病院など6県立病院・地域診療センターで入院ベッドがなくなる無床診療所化を柱にした県医療局の新経営計画案が、地元自治体や住民の反 発を招いている。県は全体で病床396床を削減する計画だが、医療サービスの低下を懸念する声は強い。一方で慢性的な医師不足や病院間の業務量の偏在、約 138億円の累積赤字(07年度末現在)を生み出すコスト高……と、地域医療を取り巻く環境は厳しい。一元的なサービスカットしか道は残されていないのだ ろうか。「県下にあまねく医療を」と掲げる県立病院の理念と経営のはざまで揺れる住民や現場の医師らの声を伝える。【山口圭一】

 ◇がん対策20年「水の泡」 検診で医療費抑制--沼宮内病院

  岩手町は、町民を対象に大腸がんや胃がんの無料検診を実施、早期発見や医療費削減で成果を収める。その中核を担うのが、県立沼宮内病院だ。今回の突然の無 床化案に、厚生労働省がん対策推進協議会委員でもある町健康福祉課の仁昌寺幸子課長は「長年の取り組みが水の泡になる。国や県のがん対策にも反している」 と憤る。

 計画案によると、同病院は05年度68・2%、06年度55・9%、07年度48・3%と、3年連続で病床利用率が70%を下回り、総務省の「公立病院改革ガイドライン」の基準に達しなかったとされる。そのため、計画案では現在60床ある病床が10年に無床化される。

  85年の町の循環器系がん検診受診率は、県平均50・5%に対して28・1%。町はてこ入れしようと87年4月、沼宮内病院と町内の開業医で構成する検診 推進委員会を設置、89年には、がん検診の無料化を始めた。90年には全国に先駆けて大腸がんの集団検診を開始。06年度の受診率は県平均25・0%に対 し、町は70・7%と大幅に上回った。

 高い1次検診受診率を生かすため、町は病院と連携。町の保健師らが、2次検査が必要な町民に精密検 診を受けるよう個別に促す。05年度には対象者のうち、精密検査を受けた割合が胃がんで90・3%と県平均83・5%を超えた。この結果、最多の03年度 は31人、07年度も11人の早期がん患者を発見した。

 こうした取り組みは医療費削減にもつながった。町の03年度調査によると、患者1 人あたりの年間医療費はポリープ段階だと32万円にとどまるが、早期がんで127万円、進行がんだと278万円にも膨らむ。早期発見によって、00年5月 は2137万円だった町のがん関連医療費は、07年5月には1300万円まで減少したという。

 県医療局は「がん検診は日帰りでも可能だ」と説明するが、仁昌寺課長は「早期のポリープこそ、腸壁や胃壁を取って検査するため、数日の入院が必要だ」と反論。「病床稼働率70%以下という基準だけでなく、果たしている役割を見てほしい」と訴える。


 ◇九戸は夜間・休日「無医村」

  開業医が不在の九戸村。現在19床ある九戸地域診療センターは、計画案が実施されると来年度には無床化する。それに伴って夜間医師が不在になると、「『午 後5時』以降は無医村になる」(岩部茂村長)と危機感を示す。過疎化を食い止めようと、村は今年9月、県内で初めて中学生までの医療費を無料化し、従来の 小学生から対象を拡大したばかりだった。

 同村の会社員、中村幸男さん(57)の長男夫婦と孫3人は今春、小学校の統廃合もあって滝沢村に引っ越した。中村さんはつぶやいた。「子供を育てるには心配なのだろう。この村は、暮らすのがどんどん大変になっていく」=つづく


■関連ニュース

新生児集中治療室、4年間で整備へ 国立9大学病院(産経新聞) 12月05日 16:15
<札幌・未熟児受け入れ拒否>市立札幌病院、NICU6床増へ 北大3増計画 /北海道(毎日新聞) 12月05日 13:00
<地域医療の危機>揺れる県立病院再編案/2 高コスト体質 /岩手(毎日新聞) 12月05日 13:00
国立大で新生児ICU増設=周産期医療強化、文科相が表明(時事通信) 12月05日 12:30
<無床診療所計画案>反対意見を--「命を守る連絡会」 /岩手(毎日新聞) 12月02日 13:00
」
つづきもんらしいから、ちゃんと追いたいかな....。

水曜日, 12月 03, 2008

<田母神・前空幕長>戦中に核兵器あれば「やり返してた」

「
毎日新聞2008年12月2日(火)13:00
 政府見解と異なる文書を懸賞論文に公表し更迭された田母神(たもがみ)俊雄前航空幕僚長(60)が1日、日本外国特派員協会で講演し「普通の国の ように軍を使うことができないのは歴史認識の問題」と従来の考え方を繰り返し強調した。「(核保有を)議論するだけで(核)抑止力が向上する」などと国内 外での「本音の安全保障論議」の必要性を訴えた。
 「危険人物の田母神です」とユーモアを交えつつ講演を始めた田母神氏だが、本題では「白 人国家がアジアを侵略したことはそっちのけだ」などと第二次大戦の戦勝国による歴史観の定着に危機感を示した。4年前、親善訪問の場で、日本の侵略の歴史 を話し続ける中国軍幹部を遮り、日本の立場を擁護する発言をしたと語った。「どんな国家にも光と影があり、触られたくない歴史がある」と述べた。
  また核武装論議をタブー視してきた現状の安全保障論議に不満を表明。欧米メディアから「戦中の指揮官で核兵器を保有していたらどうしたか」と聞かれ、 「(連合国側に)落としたかと言われると、やられればやるのではないかと思います」と述べた。アジア、欧米など十数カ国の記者ら数百人が集まったが、講演 は淡々と進んだ。【本多健】

「田母神俊雄」とは (gooWikipedia記事検索)
田母神・前空幕長の論文から思うこと (石破茂ブログ)

■関連ニュース
田母神氏、特派員協会で講演 持論繰り返す(朝日新聞) 12月01日 13:30
アパ代表のみ田母神氏に最高点 論文審査で(朝日新聞) 12月01日 03:05
田母神氏、核武装の必要性に言及 産経新聞で(共同通信) 11月28日 12:19
田母神隠しの質疑 与野党とも異例の「黙らせ戦術」(産経新聞) 11月12日 08:05
伊東 乾の「常識の源流探訪」 KY空幕長の国益空爆 不用意な情報発信は危機管理意識の死角から(日経ビジネスオンライン) 11月10日 09:00
」
調子に乗り過ぎじゃないの?このばか。 たかが公僕の一兵卒が、何勘違いしちゃったんだろう....。

金曜日, 11月 28, 2008

党首討論:激論! 麻生首相VS小沢代表 軍配はどちらに?

「
 麻生太郎首相と小沢一郎代表による初の党首討論が28日午後3時始まった。福田康夫前首相と小沢氏が4月に行って以来7カ月ぶりの開催となる。党首討論には麻生首相が積極的で、自民党の開催の呼び掛けに民主党は難色を示していたが、小沢氏が一転して応じることを決めた。
 2次補正先送りや相次ぐ失言が続く麻生首相だが、自民党側は首相の「失地回復のチャンス」と意気込んでいる。民主党側は08年度第2次補正予算案提出先送り批判に一点集中し麻生政権を追い詰めたい考えだ。果たして軍配はどちらに上がったか。
」
「
 ■小沢代表 麻生総理とオープンの場で初めて対面するのでありますので、遅まきですけれども総理就任のお祝いを申し上げます。今日で3人の総理大臣にお祝いを申し上げました。このままだと4回目をすることになりかねないという心配を致しております。
 麻生総理ご自身の決断によってそれを避ける方法があると思います。その一つが総理ずーと言い続けておりました年末にかけて、国民生活は選挙より景 気対策だと、経済対策だとおっしゃいました。10月30日でしたか、経済対策が出てきました。ところが、国会会期末になっても2次補正予算案が、出て参り ませんでした。

 それで失礼も顧みず総理に直談判を申し上げました。今度の臨時国会には提出しないという話になりました。これは本当に筋道の通らない、国民に対す る背信行為だと思います。可及的すみやかに補正予算を提出することが、麻生内閣、総理ご自身の筋道と考えます。その意味でも党を通じて、2次補正は年明け だという話をうかがいましたが、解散総選挙を先送りしてまでも景気対策と言っておられたのにもかかわらず、なぜ今年出せないのか、今国会に出せないのか、 お答え頂きたい。


 ■麻生首相 お祝いを言って頂きましてありがとうございました。私の方もかねてお願いしていた党首討論をお受けいただくことになりました。感謝します。

 まず最初にご質問のあった2次補正の話です。私はこの景気対策は極めて大きなものだと思っております。少なくとも世界でいろいろな国が景気対策、 内需拡大等々、アメリカ、イギリス、中国始めていますが、私どもは9月早々に提起させて頂き、おかげさまで1次補正も通して頂いて、世界で一番早く景気対 策に手を付けた国であるとその点はそう思っております。

 そのうえで私どもは景気対策を考えたときに、1次対策を申し上げた中では年末の12月、いま補正1次が通ってますので、その中で中小、小規模企業 対策などの9兆円の保証枠、貸出枠は順調にはけておりまして、きのう、きょうと約1000億、1100億、毎日そのような形で使われているのは、ご存じの 通りです。

 仮にこのまま継続しましても、年内のものに関しましてはこれで対応はできると、借り手側に限ってみればそう思いますが、もう一つは貸し手側があり ます。貸し手側につきましては金融機能強化法というのが今お願いをさせて頂いておりますが、通して頂くことで貸し手側による貸しはがし、もしくは貸し渋り などが起きないようにするという貸し手側、借り手側のもう1点の問題がまだ残っておりますので、この点につきましてはほぼ審議が終わったように参議院の方 ではうかがっておりますので、ぜひ早急に成立するように小沢党首のお力添えも併せてお願いしたい。

 ただ、基本的には私は今回の景気対策は、1次補正というもので年末。そして2次補正というのは会計年度といわれる3月末に向けまして、3月の決算 対策いわゆる資金繰りがいることになります。そういったものを考えると、これもきちんとしなければならん。かつ我々は二次補正の中で、平成20年の法人税 額はかなり減額減収になると思いますのでどれくらいになるか見極めなければならないと思っております。また金融機能強化法がまだ通っておりませんので、通 るか通らないでまた違ってくる、そうした全体像を見たうえで2次補正をお見せするのがきちんとしている。

 加えて景気を考えるなら、なんと言っても平成21年度の本予算というものが一番肝心であります。従って1次、2次、そして本予算、この三つが私に とっては3段階、3段ロケット、いろいろありますが、きちんと対応していくべきだ。従って1月早々に通常国会を早めに開催させて頂き、そしてこの問題を国 民に安心を持っていただくための本予算も含めて提出する。そうした形にさせて頂きたい。従って2次補正というものをきちんと守ったうえでというのが1月早 々に出させていただく背景であります。


 ■小沢代表 えー総理の今の答弁を簡単に結論を言うと、1次補正で十分年末、大丈夫だと、そういうお話だったと思いますけれど、私は今の総理のお 話を聞いていてですね、本当に今になってそのような言い方をなさるのは一国の総理大臣としておかしいと、筋道がたっていないと思います。

 まず一番最初に私がびっくりしましたのは、1次補正の審議がまだ行われていないのに2次補正の話が政府与党から出てまいりました。私の経験で言い ますと、一つの予算案が通る前に、むしろ審議もしていないわけですな、今度は。通る前に次の予算の話をするということは聞いたことがないけれども、しかし ながらいずれにしても、1次補正では十分ではないと判断されたからこそ、10月30日に、いま総理も若干お話しになりましたけれども、信用保証枠を30 兆、えー20兆に拡大する、政府関係の融資を10兆円を拡大する、目標30兆円というものも含めまして、2兆円の例の(定額給付金)問題、あるいは1兆円 の交付の問題等々いろいろありましたけれども、1次補正ではまだ足りないからということで、積極的に2次補正を、10月30日に今国会に出すとおっしゃっ たのではないですか。今になって来年でいいということになりますと、ちょっと今までの総理の発言の趣旨から言いますと筋道が通らないと私だけでなく国民の 皆さんも思うのではないでしょうか。


 ■麻生首相 1次補正を出しましたこの8月末、リーマンブラザーズの破たんという大きな事件が起きました。この状況がさらに悪化していく可能性があるので、多くの人が不安に思うと考え、10月末には「生活対策」というのをまとめておく必要があると申し上げております。

 今、中小企業の資金繰りというのをみますと、貸し出しの量、今の段階で2日間で1000億台に乗りましたが、それまで100億台と今の段階なら対 応できる。銀行が貸し渋り、貸しはがしをしなければならない状況になる自己資本比率の低下を考えますと、金融機能強化法を審議して頂けなければならない。 これを採決して頂く、これで迷惑を受けるのは借り手側となり、その意味で小沢代表のリーダーシップで早急に参議院で結論を出して頂くよう重ねてお願い申し 上げます。


 ■小沢代表 私どもは意図的に審議を引き延ばすようなことをしないと、申し上げましたし(ヤジが高まる)。総理が聞こえないからちょっと。常識の 範囲で審議する。法案については私どもも参院に出しております。ぜひ自民党さんには審議に参加して頂きたい。総裁として指示して頂きたい。本当に総理のご 認識が大丈夫、この14%増、非正規の雇用も無くなってきて、正社員の雇用も厳しい、だから総理も信用の範囲を10兆円にしましょうとおっしゃった。なぜ お出しにならない。それほどの不景気だからこそ、補正予算を出さなきゃならない。以前におっしゃっていたことと、論理が一貫しない。常識的な範囲できちん と結論を出すようにいたします。もう一度、補正予算を出すおつもりはありませんか。


 ■麻生首相 まず最初にこの間の申し込みにこられました、官邸にご足労頂きましたけれども、あのときに頂きました、審議に応じるというお話を頂き ましたが、今公開の席でこういった形でお受け頂きましたことは大変にありがたく思っております。まずこれは審議する上で非常に大事なことだと思いますの で、こういったことが実行されていきますリーダーシップはお持ちですので我々としては大変、感激しております。感謝申し上げます。

 そのうえで2次補正については、先ほど申し上げたとおり、我々としては今の段階で、国会の中でまだ審議されてない、金融機能強化法は採決されてお りません。これが1次補正にもつながる大事なところでして、衆議院で一部修正した上で通過して参議院に送られたと記憶しております。従いまして早急に採決 して頂かないと貸し出し側の方に大きな影響が出ると申し上げています。これ借り手側と貸し手側の両方の話ができませんと資金繰りというものはできないもの で、これは商売をしていればだれでもご存じだと思います。従いましてこの問題も併せて解決して頂く、それが私どもは一番大事なところだ。これは1次補正で すよ、2次補正に関しては繰り返しになり恐縮ですが、2次補正の問題として、大きく20兆になります資金繰りの元になります貸出枠5000億円の話、いわ ゆる生活対策の問題とか、金融機能強化法が仮に通りましたら、これに対応しまして、2兆円をそこに納めさらに増やさなければならない、それが二つ。そして 三つ目は減額補正、三つの分をまとめて提出するのが私どもとしては基本的に正しいと、国民にもその方がご納得をいただける。それが大きな理由でございま す。

 また年末に対してはどうかというお話でしたけど、現実貸し出しをずっと見ているこのところですけれど、少なくとも借り手側に対する貸し出しは1日 あたり昨日今日で約1000億円台でありますから、営業日数を計算しましても、今回の9兆円で年末は一応できるのではないかと。借り手側に絡みますとそのような数になっていると思っています。


 ■小沢代表 先も申し上げましたが、金融機能強化法につきましては、私どもの主張もありますから参議院では野党が多数でありますから、参議院でも 修正の審議に、協議に応じていただきたい。そのうえで、もう協議しないとおっしゃっているようですから、協議して速やかに成立できるようにしたらいいと思います。

 それからまた繰り返しになりますから言いませんけれど、本当に総理はこの1次補正だけで11月から12月年末にかけての危機を乗り越えることがで きるとお考えなのでしょうか。わたしは先も申し上げましたが、倒産件数は10月は14%増、11月、12月はもっともっと増えてくると思います。それから 職を失う人も大勢出てくると思います。

 そういう意味において、本当に総理が、総選挙よりも景気だ、政局より経済だと言うのなら、2次補正をここで出して国民生活の安定を図っていくの が、総理のお話の本当の筋道だと思います。しかし今年は1次補正だけでいい、来年に回すという答えのようでありますから、これ以上は繰り返しませんが、私 は本当に厳しい年末を迎えることになるのではないかと私は思います。

 もう一つの方法は、総理も初心に返ることだと思います。総理は就任する直前から、とにかく国民の、主権者の審判、選挙の洗礼を仰ぐというお考えを持っていたやにうかがっております。私はそれは正しい考えだと思います。

 今、大変失礼なことを総理に申し上げて恐縮ですが、何の問題でも、きょう言ったことと明日言ったこととまた結論が違ってくる。そういう迷走を繰り 返しているのは、結局、選挙の洗礼、国民の審判を受けて、その国民の支援を背景に総理がリーダーシップを発揮する、というのが私は民主主義のあり方だと思 います。

 多分、総理もそのようにお考えだったと思います。こうして来年に補正予算を送るということならば、今ただちに解散総選挙して国民の審判を仰いでいいじゃないですか。

 そういう意味で、2次補正、経済対策だ景気対策だ、急務だ急務だ、選挙やってる暇なんかねえんだと言いながら、来年に2次補正を送っているわけで すから、現実、金融機能強化法の問題はもちろんのことちゃんとしなくてはなりませんが、12月に十分選挙できるじゃないですか。

 私の初当選も昭和44年の12月27日でした。年末の選挙は往々にしてよく行われてきたことであります。従いまして金融機能強化法のことはきちん と整理しながら、年末12月に解散総選挙を断行して、麻生総理がきちんと国民の支持を得られたら、それこそ、総理の思うとおりのことを実行したらいいじゃ ないですか。


 ■麻生首相 まず最初に……(大きなヤジ)


 ■委員長 不規則発言をつつしまれるように


 ■麻生首相 2次補正に対しては、最初に申し上げました通り1次2次本予算と三段ロケットでやっていきたい。同じ質問をされたので同じ答弁です。 最初にもご質問を頂いたが、解散してということですが、私も解散というのは一つの手段だと思いました。私も、その通りと思っておりましたが、少なくとも 100年に一度という金融災害ということが言われる中、世界中必死になっている中で、政治空白を作るというのは、アメリカの中に置きましても非常に厳しい ことになっておりますし、なかなか最終決断者が誰か、しかし…ということも難しいと言われております。

 我々はそういうことを第2の経済大国としてすべきだろうと思いませんし、きちんとした対応するためにきちんとやっていかなければならない。また、 3回目、3人目の党首討論… 総理大臣か(笑い)と申されましたが議会制民主主義に置きまして、そういうこともある。大統領制ではない。英国におきまして も、トニー・ブレアから選挙をやっていない。別に瑕疵(かし)があるわけではない。議会制民主主義のルールに乗っ取ってやらせていただいています。いかに も問題があるかのようにいわれますが議会制民主主義と言うルールですから、その通りやらせていただいている。

 今の状況の中、雇用、倒産の問題おっしゃる通りです。従って私どもは雇用対策などいろいろ対策を練らせて頂き、私の方から各担当大臣に雇用対策に ついては若者支援含めていろいろなことをやっておりますが、いろいろ検討しろということを命じたところであります。倒産の件数について確かに世界中の不況 の中にありまして、それに我々も対策を考えることは当然ですが、ぜひ、その点に関しましては 借り手の問題としては今、申し上げた通り、貸し手の方につい ても参院で早急な検討をして頂く。参院で協議をとおっしゃいましたが、こういった問題で政党間の協議をできるというのは喜ばしい。ぜひいずれ本予算等々で やらせて頂きますが、その場におきましてネクストキャビネットをはじめいろいろ対策をしておられる方がいらっしゃいますので、我々も担当大臣、幹事長、政 調会長というものと論議ができる場を、そういった論議ができることこそ、ねじれ国会において建設的な答えが出せることと国民が期待していることと思ってい ます。その点にお力添えを、本予算でもいろいろ協議をせねばならん事態になるかもしれませんので、ぜひお力添え、指導力をお願いしたい。


 ■小沢代表 総理は今、「1次補正でもって大丈夫、年末に向けて乗り切れる」という話をなさっておった。そして2次補正は来年回しでも大丈夫だと、こういうことでおっしゃいましたから、2次補正は出さないと。それはまさに政治の空白そのものではないですか。

 私がそういう意味で、「経済対策にはスピードが大事だ、総選挙よりも景気対策だ、そして2次補正も出すんだ」こう言ってこられた総理が、「1次補 正で十分だ、2次補正は来年でいいんだ」というなら、総理の所信通り、--トニー・ブレアの例も出しましたけど--2年半のうちで3人総理をポロポロ代 わって選挙もしないという例はあまり聞いたことがないと思います。従いましてこの12月の期間があるんですから、総理が1次補正でもう十分だとおっしゃる ならば、ぜひ解散総選挙をやって。

 総理だってやりやすいでしょう、選挙で勝たれれば。それで強力な内閣ができるわけですから。それはどちらにとっても選挙に勝つことで国民の支援を 背景にして政策を実行するということでなければね。これは本当の思い切った強力な政策は実行できないですよ。私はそのことを申し上げたいと、さっきから 言っているんです。

 時間がないので最後にちょっと申し上げますけれど、総理のお話があまりにもコロコロ変わりすぎる、あるいは不適切な発言が多すぎる、そういうこと であります。この間も医者は社会的常識の欠落している者が多いとか、また、たらたら飲んで食べて何もしない人の医療費を何でオレが払わなきゃいかんのか と、いう話をなさったと漏れ聞いております。いずれにしても、私は総理のお言葉というのはもっともっと重いものだと思います。昔から「綸言(りんげん)汗 のごとし」という言葉があります。どうかそういう意味でね、本当に総理が今後きちんと筋道の通った自分自身の発言に責任を持ってやって頂きたいと、最後に 申し上げて、総理の見解があればお聞きして終わります。


 ■麻生首相 2次補正につきましては、来年1月早々に出させていただきます。これには当然のこととして補正予算を執行するために関連法案が出てま いりますので、関連法案の審議を、先ほどのお言葉をいただきましたので、早急にこれを積み上げるべく、私どもとしましては減額補正を含めてきちんと対応さ せて頂きたいと思っております。ぜひその時にはそういった協議を、またこういった党首討論を含めまして、いろいろなお話し合いをさせて頂ければと心から期 待をしております。

 最後になりましたが、いま1点、言葉に重みがないとご忠告頂きましたが、ありがとうございます。総理として、言葉にもっと重さができるよう、今後とも努力をしてまいりたいと思っております。

 あのー、いろいろと私の発言等々で一部誤解を与えたということに関しては、私どもとしてはおわびを申し上げたところでもありますけれども、ぜひそういう点を含めまして私共は発言に関しましてこういうことに気をつけて、総理としての職務を全うしてまいりたいと思います。

 ぜひともこういった党首討論等々を含めまして、今後ともそういう機会を与えて頂きまして、双方の意見の違いを明確にさせて頂いたり、また合うとこ ろは合うのであれば、ぜひ我々としてはしかるべき担当を出しますので、双方できちんとした話を詰めさせて頂き、最後につきましての政党間協議、政策協議な ら大臣とそちらのネクストキャビネットの方々でぜひやれるような機会を与えて頂きますと、本予算の審議におきましても建設的な話し合いができるものだと私 どもは心から期待をいたしておりますので重ねてご理解とお力添えのほどをお願い申し上げて起きたいと思います。ありがとうございました。


 ■小沢代表  あのー、私は「総理の言葉が軽い」と言った意味は、総理だけじゃなく、てみんな自戒しなくちゃいけないんですけれども、自分を含め て自戒ということです。言葉づらの話ではなくして、自分がこうと思って話したことはそれはきちっと貫かなくちゃいけないということだと思うんです。また、 今度のことでいえば、いわゆる政党間うんぬんでなくして、国民に対して総選挙よりも経済対策・景気対策が大事だと言って公約なさったんですから、それを やっぱりちゃんと実行しないと、2次補正含めてそうおっしゃったんだから。そういう意味において、わたしは特に「綸言汗のごとし」という言葉そのものに、 総理は最高権力者ですから、その最高のリーダーがやっぱり一度自分自身でこうと言ったことは、特に国民と約束したことはきちんと約束に徹してもらいたいと 思います。


 ■麻生首相  あのー、基本的に思ってるとおりのことをきちんと自分の信念(を通すの)は大事なことだと思います。私もそのように考えておりま す。そりゃー私も私なりに考えて、多分、小沢党首も同様な考えでこれまで政治生活をしてこられたんだと存じますし、私もそのように思って政治生活を送らせ ていただいた。従いまして、今回は政局よりは政策だと最初に申し上げております。

 そしてその通りに実行させて頂き、1次補正の中において、少なくとも借り手側の話については一応の対策はできたのだと、数字の上からもそういった 関係をいたしております。問題は貸し手側というところもありますので、ぜひ貸し手側につきましては審議並びに採決をよろしくお願いいたします。

 ぜひそういったうえで、私どもは税収を見、そして年末にかけまして年末の予算というものを考え、きちんと1次補正に続きまして2次補正、そして本 予算と、1月には通常国会において提出をさせていただきたいと思いますので、ぜひ早々に出させていただきますのでご協力のほどお願い申し上げます。

 こういった形で、かねてからお願いしておりました党首討論がきちんとできましたことに関しまして、重ねて感謝申し上げ、今後ともこういった形で党首討論ができて国民の前で堂々と意見が交換できる機会があることを心からお願い申し上げます。ありがとうございました。

」
何の意味があったんだろう?
これまで報じられていた話を、首相/党首の立場で、改めて国会で言い合うことに、どんな発展的な意味も見出せないのだが....。
総理の主張は、金融機能強化法さえ成れば、有限実行したことになるんだから、邪魔するな!ってことでしょ? 参院の数に頼って党利党略に走る民主党は怪しからん!と...。 けど、そりゃそのまま自身に跳ね返ってくるだけの話だよね。 議員内閣制に関して、イギリスの例なんか引っ張り出しちゃったけど、あの国は、ねじれた場合、直近の選挙に勝った側に倒れるような、暗黙の了解があるって聞いたことあるぞ。 そのまま日本に当てはめちゃったら、エライことにならない?

水曜日, 11月 26, 2008

麻生政権:「三重苦」の2カ月 いつかの風景、弱体化の道?

「ねじれ国会、福田政権と同じ/司令塔不在、安倍氏と似通う/発言の軽さ、森氏の二の舞いも
 政権浮揚を狙ったぺルー訪問を終えた麻生太郎首相は24日、就任2カ月を迎えた。「選挙の顔」を期待されていた首相だが、最近は「ねじれ国会」に 翻弄(ほんろう)され、「司令塔不在」に悩み、自らも「発言の軽さ」を露呈させている。これら「三重苦」はいずれも過去の政権を弱体化させた要素。「麻生 政権は『いつか見た風景』になりつつある」との指摘も出始めた。【中田卓二】

 「今の政権を見ていると、どうしておれたち(福田康夫前内閣)が退陣したのか分からなくなるよ」
 町村信孝前官房長官は最近、会食した政府関係者を相手に何度もぼやいた。08年度第2次補正予算案をめぐる民主党の小沢一郎代表との党首会談は決裂。参院で野党が多数を握るねじれ国会に苦しむ状況は前内閣から変わっていない。

 9月29日の所信表明演説で民主党の国会戦術を批判した首相。そこで言及した「合意形成ルール」は見いだせないまま。自民党幹部は「来年の通常国会では法案は衆院での強行採決と再可決の連発」と自嘲(じちょう)気味に語る。


 「政局より政策」の意欲も空回りしている。定額給付金に関する首相の発言は二転三転し、道路特定財源の一般財源化に伴う地方への1兆円配分をめぐっては、使途を限定しない地方交付税化方針に自民党内で批判が噴出した。
 首相は「意見が出ない方がよほど問題なんじゃないか」とあくまで強気だが、省庁幹部からは「とにかく政策が動かない」との嘆きが漏れる。

 支える体制は、もともと首相の「一枚看板」でスタートした内閣だけに河村建夫官房長官らの存在感はいま一つ。側近を「お友達」で固め、官邸が孤立 化した安倍晋三元首相とも似通う状況だ。公明党からは「大島(理森国対委員長)さんみたいな人が官邸に入らないといけない」(幹部)など、人心一新を促す 声も出始めた。


 一方、首相の発言の粗さは深刻だ。19日の「医師は社会的常識が欠落」は完全な失言。さらに、郵政株式の売却凍結を容認した際には「今年中に売らないといけないルールになっている」と語り、基本部分での事実誤認を批判された。

 「疲れている」と擁護する声もあるが、このままでは「無党派層は寝ていてくれればいい」などの失言で、民心が離れた森喜朗元首相の二の舞いになりかねない。
毎日新聞 2008年11月25日 東京朝刊
」
なぁんか、身につまされるような記事見つけて、思わず掲載したくなった。
解散しちまえばイイのに、と簡単に思うが、これを量りにかけても首相の座の方が重いのか? それとも、二度とチャンスが訪れないことを自覚した上で、延命に近い自虐行為に及んでるのか?
とは言え、これが「麻生おろし」に発展するなら、自民分裂も机上の空論でなくなるだろう。
自民党をぶっ壊す!と宣った総裁以降、確かに壊れた部分もあるものの、ここ2,3年は、昔に戻った風だったが... ちゃんと壊れてるかもね。

月曜日, 10月 27, 2008

麻生首相の対策、「玉石混交」=モルガン・スタンレー証券のフェルドマン氏

「
2008年10月27日(月)18:30
 モルガン・スタンレー証 券マネージング・ディレクターのロバート・フェルドマン氏は27日、都内で開かれた内外情勢調査会の会合で講演し、麻生太郎首相が同日とりまとめを指示し た市場安定化策について、「政府が元気に動いていることを示している」と素早い対応を評価する一方、内容については「玉石混交」との見方を示した。

 フェルドマン氏は、首相が指示した対策のうち、銀行等保有株式取得機構による株再取得の検討について、「こういう時期だけに必要だろう」と指摘。また、公的資金注入枠の拡大も、「悪用を防ぐ道筋をつければ」有効な対策だと評価した。

 一方で、時価会計の運用緩和については、「企業会計に対する信頼を損なう」として反対の考えを明らかにした。また日本の銀行の自己資本比率については、株価がさらに下落しても、国際決済銀行(BIS)基準を下回るようなことはないと述べた。 
[時事通信社]

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」

青色吐息のヤツから言われたかねぇや!って思うもののちゃんと追ってはおきたいね。
この辺分かり易いから載せとこう。

「
緊急安定化策:総動員も空回り 昼に発表で「危機感薄い」

 東京市場の株価暴落を受け、政府・与党は27日、公的資金による金融機関への資本注入枠拡大などを柱とする「緊急市場安定化策」の骨格をまとめ た。同時に、先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)も急激な円高に懸念を示す緊急共同声明を発表。政策総動員で「株安と円高の連鎖」に歯止めを掛け る姿勢を示した。しかし、中身は銀行保有株の買い取りや為替相場への口先介入など、かつて発動した市場対策の焼き直しばかり。発表後も株価は下げ止まら ず、政府高官ですら「期待通りの反応でない」(河村建夫官房長官)と嘆きの声を上げる。
 「株価の実体経済への影響は非常に大きい。いろんなことを考えてやらないといけない」。麻生太郎首相は27日、緊急安定化策のとりまとめ指示後、 こう強調した。しかし、市場対策は、取引開始前に打ち出して株価の底割れ防止を図るのが普通なのに、この日の発表は昼。かえって「危機感が薄い」との印象 を広げる結果になった。
 対策の実効性への疑問も少なくない。「金融機能強化法」改正案による公的資金投入枠を10兆円規模に広げることについて、「安易に申請すれば、市 場から経営不安視され、株を売り浴びせられる」(地銀幹部)として、注入を申請する金融機関がいくつあるかは不透明。また、「銀行等株式取得機構」と日銀 による銀行保有株の買い取り再開も、想定される購入総額が計1兆5000億円程度にとどまることから「株価下支え効果は薄い」(証券アナリスト)。米国発 の金融危機拡大で、手元資金確保を急ぐヘッジファンドなどの換金売りに対抗するだけの規模ではないからだ。さらに保有株売却には多額の処分損を覚悟しなけ ればならないことから、金融機関が取得機構の利用に二の足を踏む可能性もある。
 一方、G7の円高懸念の共同声明で、市場には「G7の円売りユーロ買い協調介入もあり得る」との観測が広がった。しかし、前週末24日の海外市場 で対ドルで1日7円、対ユーロで12円も円高に振れた流れを変えるには至っていない。円高、株安に有効な対応策を政府が打ち出せないまま、27日の日経平 均株価はバブル後最安値を更新して取引を終えた。【須佐美玲子、清水憲司】

◇ 高まる利下げ圧力
 急速な株安・円高が進行する中でも、日銀は利下げに慎重な姿勢を崩していない。ただ、米欧の中央銀行の追加利下げ観測が市場で高まっており、株安・円高がさらに進めば、日銀への利下げ圧力が高まりそうだ。
 27日に就任した山口広秀副総裁は会見で「現在の政策金利(年0.5%)は、日本の経済成長率や物価上昇率から見て極めて低い」と早期利下げに慎重な考えを繰り返した。
 日銀は「金融市場の混乱には潤沢な資金供給が有効」と判断しており、金融機関が日銀の当座預金に置いている資金に利息を付けて、資金供給の円滑化を図る措置を検討するなど、利下げ以外の対策の拡充に躍起だ。
 日銀は今月8日の米欧協調利下げに同調しなかった。利下げ余地が乏しく、日銀には「日本経済が一段と悪化した場合に備え、利下げカードを温存しておきたい」との思いも強い。
 だが、米連邦準備制度理事会(FRB)は28、29日に開く連邦公開市場委員会で追加利下げを決めるとの観測が広がっている。米欧が利下げすれば、日本との金利差が縮小し、円高圧力がさらに強まりかねない。
 株安・円高が一段と進むと、日本経済が後退色を強めるのは確実。市場では「景気後退リスクの高まりから、市場の圧力で日銀が利下げに追い込まれる可能性は増している」(みずほ証券の上野泰成氏)との見方が広がりつつある。【斉藤望】


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毎日新聞 2008年10月27日 21時40分(最終更新 10月27日 22時16分)
」