火曜日, 10月 28, 2008

入退院繰り返す小沢代表の病状

前々から言われてたよね。
噂だけなら新進党の頃にも聞いたことあるよな気がする。

2008年10月28日(火)16:00
小沢一郎民主党代表がまた入院した。
 小沢氏は1991年6月に「狭心症」の発作を起こして救急車で東京・千駄木の日本医科大病院に入院して以来、同病院に入退院を繰り返し、その度に小沢重病説が永田町に流れてきた。
今回はどうか。入院翌日の10月7日、鳩山由紀夫幹事長は「若干風邪気味。夏から休まずに全国を飛び歩いて遊説し、声帯を痛めたので治療している」と軽症であることを強調した。
 小沢氏も8日に病院から一時外出し衆院本会議に出席。10日にはテレビ東京の報道番組の収録のため再び一時外出。番組で「解散が延びてちょうどいい ので静養している」と語り、健在ぶりをアピールした。小沢氏は14日に療養を終えて党務に復帰したものの、微熱が続くなど体調は芳しくない。
 民主党関係者によると、小沢氏が体調を崩したのは9月中旬。以降、ただでさえ汗ばむ残暑の中、常にマスクにマフラーという異様な出で立ちで外出し、 記者会見でもマスクを外さず、首には包帯やマフラーを巻いたまま。党本部での会合のときもマスクに包帯という痛々しい格好だった。
 「扁桃腺が腫れ、声が少しかすれていた。医者から『のどを冷やさないように』との指示が出ているので包帯やマフラーをしていた。それにしても治るのに時間がかかり過ぎ。風邪のせいで心臓が弱るのを恐れて、あえて入院したのだろう」(民主党関係者)
 小沢氏は2年前の同じ頃にも緊急入院している。臨時党大会で代表に再任された日に会場からこっそり抜け出して入院したのだ。「くたびれたから」というのが理由だったが、病院では、心臓についてCTスキャンや超音波診断などの検査を入念に行ったという。
 小沢氏は退院後、「動脈硬化はあるが危険、心配ということはない」と述べ重病説を否定したが、「ただ、知らずに放置しておくと、発作がやってきて、心臓が止まったらいっぺんに駄目だから用心しなければ」と、自ら心臓病という病の恐ろしさに言及した。
 そもそも小沢氏の病名は91年の緊急入院以来、小沢氏発表の「狭心症」ではなく、より重症の「心筋梗塞」ではないかと囁かれてきた。
 日本医大病院関係者はこう話す。
 「91年6月に緊急入院したとき、小沢氏は心臓カテーテルの検査を受けています。心臓カテーテルには、治療のカテーテルと検査のカテーテルの2種類 ある。治療の場合は風船つきの管を太腿か腕の血管から心臓まで入れて詰まっている血管内を押し広げるだけです。しかし、もう一方の検査のカテーテルは手術 を前提に心臓に達した管から液を入れてレントゲンを撮り、詰まった箇所を確認します」
 専門医によると、この場合の手術とは、太腿の静脈を取って心臓の血管と交換する心臓バイパス措置手術を意味する。つまり小沢氏が「検査のカテーテ ル」を受けていたとすれば、小沢氏は心筋梗塞を起こして手術を受けたということになる。また当初、7月16日に予定されていた退院が8月10日に大幅に遅 れたことも病状の深刻さを示すものと受けとめられた。
 退院後の小沢氏は朝6時半に起床して自宅近所を散歩するのが日課になった。一日に5、6箱吸っていた煙草「パーラメント」もスッパリやめ、太りやす い体質のため脂肪分の多い肉は絶ち、魚しか食べなくなった。また食後しばらく休息を取るよう医師に指導され、現在も公務での朝食、昼食会は断り、昼食後は 銀座日航ホテルなどで昼寝している。このため昼食時間と重なる午後1時開会の衆院本会議などを小沢氏は度々欠席。自民党から「本会議に出席できないのでは 政治家の職責を果たせない」との批判を浴びてきた。
 自民党が行った直近の世論調査によると、300小選挙区のうち自民党が確実に取れるのは110にとどまり、非自民の当確が158という厳しい結果が 出ている。小沢政権誕生の可能性が高くなってきた。もし首相になったら小沢氏は昼寝をして国会を欠席するつもりなのか。外遊に耐えられるのか。
 また小沢氏は政治資金で不動産を買い漁った「疑惑の不動産」報道をめぐる裁判で「週刊現代」に一、二審とも完敗しており、もし首相になれば、自民党 はこの問題を蒸し返すに決まっている。重い心臓病とスキャンダルを抱える小沢氏が、首相の座を本気で狙っているのか、はなはだ疑問である。
(月刊『FACTA』2008年11月号)

疑惑の不動産は、正直笑える話じゃないけど、言われる通り、本気で首相になりたいと思ってるのかどうか?って、甚だ疑問だわなぁ....。

衆院選、越年論強まる 首相、30日に見解表明

馬鹿にされまくった感じ....。
総裁選なんかに騙される国民多過ぎ....。


自民党の役員会に臨む(左から)細田幹事長、麻生首相、笹川総務会長ら=27日午後、国会


 日経平均株価がバブル崩壊後の最安値を大きく割り込んだ事態を受け、与党内で27日、次期衆院選は年明け以降に先送りされるとの見方が強まった。麻生太郎 首相は同日夜、自民党の細田博之幹事長らに対し、30日に公明党の太田昭宏代表と会談、その結果を踏まえ同日中に衆院解散・総選挙に関する見解を正式に表 明する意向を示した。
 首相は金融危機に対応するため「政治空白」をつくらない意向を重ねて示しており、解散を当面先送りする方向で調整を進めるとみられる。

 与党幹部は27日、共同通信の取材に「当面、解散はない」と断言。「こういう金融情勢なので仕方がない。アジア欧州会議(ASEM)首脳会議で各国の話を聞いたのが(首相の判断に)影響したのだろう」と指摘した。
 自民党4役の1人も「解散できる時期ではない。2次補正予算を今国会中にも成立させる必要がある。年内総選挙はない、春だ」と述べた。
 11月中の衆院選実施を求めてきた公明党内でも、幹部の1人は「完全に先送りの流れだ」と指摘。26日夜の首相と太田代表の会談について「首相から『解散の時期は私に任せてほしい』と言い渡されたのではないか」と述べた。
2008/10/27 23:31 【共同通信】

「埋蔵金」流用を容認 財政審、財投特会巡り姿勢転換

言葉のお勉強したいだけなんだけど....。

2008年10月27日(月)21:46 Asahi.com
 与党が新総合経済対策で検討している特別会計の「埋蔵金」流用について、財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は27日、「一時的な緊急処置」と の条件で容認する方針を固めた。「財政健全化のために借金返済に使うべきだ」としてきた従来の姿勢を転換した。財務省も流用に必要な法改正の検討を本格化 させる見通しだ。
 与党は、新経済対策の柱となる定額減税などの財源として、財政投融資特別会計の金利変動準備金3兆円や今後発生する運用益に目をつけている。ただ、準備金の余った分は国債償還に充てることが法律で決まっており、流用には法改正が必要になる。
 27日の財政審では、流用の是非を議論。「赤字国債の追加発行と変わらない」との慎重論もあったが、与党が流用を前提に検討していることもあり、経済情勢の悪化に対応する緊急処置として容認する方向になった。11月にもまとめる意見書に盛り込む。
 会合後に記者会見した財政審の西室泰三会長は「異常事態対応のためには、一時的には従来の基本線から外れてもやむを得ない」と述べた。ただ、与野党の中で浮上している準備金の必要水準を引き下げて流用額を大きくする案には反対する考えも示した。
 これまで財政審は財政健全化を重視する立場から、歳出削減路線や消費税増税の旗振り役になってきた。今回、「財政規律をゆがめる」との批判が根強い「埋 蔵金」の流用容認に転じたことで、新経済対策で「バラマキ色」の強い財政出動に歯止めがかからなくなるおそれもある。(五郎丸健一)

■関連ニュース

特会「埋蔵金」流用を容認=緊急措置やむを得ず-財政審(時事通信) 10月27日 20:30

追加経済対策案、首相が指示 「住宅減税最大に」 地方には道路財源1兆円(産経新聞) 10月24日 08:05

住宅ローン減税の最大化や道路財源の地方への1兆円配分を指示=首相(トムソンロイター) 10月23日 23:02

定額減税の財源に「埋蔵金」転用を容認 与謝野経財相(朝日新聞) 10月21日 13:32

定額減税に埋蔵金流用検討 財政投融資特会から3兆円(朝日新聞) 10月16日 03:07


何の話かと言えば....。


財政制度等審議会(ざいせいせいどとうしんぎかい)
 予算編成をはじめ、国の財政全般のあり方を検討する財務相の諮問機関。2001年の中央省庁再編に伴い、旧大蔵省にあった5つの審議会を統合して 発足した。有識者や経済界、労働界の代表など委員29人で構成し、現在の会長は貝塚啓明・中央大教授。個別の課題について審議する財政制度、財政投融資、 国家公務員共済組合、たばこ事業等、国有財産の5つの分科会がある。
 財務省の担当部局から意見を聞いたり、地方で公聴会を開くなどして、年2回、新年度予算の概算要求基準と財務省原案の決定前に財務相に建議(意見 書)を提出する。財務省は、建議のほか、経済財政諮問会議が12月上旬にまとめる「来年度予算編成の基本方針」なども踏まえ、12月下旬に来年度予算の財 務省原案を編成する。

平成20年7月1日現在
<委 員>
 池尾 和人 慶應義塾大学経済学部教授
 板垣 信幸  日本放送協会解説委員
 井堀 利宏 国立大学法人東京大学大学院経済学研究科教授
 岩崎 慶市 (株)産業経済新聞社論説副委員長
 江川 雅子 ハーバード・ビジネス・スクール日本リサーチ・センター長
 緒方 瑞穂 (社)日本不動産鑑定協会副会長
 勝俣 恒久 東京電力(株)取締役会長
 角 紀代恵 立教大学法学部教授
 黒川 和美 法政大学経済学部教授
 幸田 真音 作家
 河野 栄子 DIC(株)社外取締役
 残間 里江子 プロデューサー、(株)クリエイティブ・シニア代表取締役社長
 柴田 昌治 日本ガイシ(株)代表取締役会長
 髙木 剛 日本労働組合総連合会会長
 竹内 佐和子 国立大学法人京都大学工学研究科客員教授
 竹内 洋 弁護士
 竹中 ナミ (社福)プロップ・ステーション理事長
 田近 栄治 国立大学法人一橋大学大学院国際・公共政策大学院教授
○田中 直毅 経済評論家
 玉置 和宏 (株)毎日新聞社特別顧問
 寺田 千代乃 アートコーポレーション(株)代表取締役社長
 富田 俊基 中央大学法学部教授
 中林 美恵子 跡見学園女子大学マネジメント学部准教授
◎西室 泰三 (株)東京証券取引所グループ取締役会長兼代表執行役
 宮武 剛 目白大学大学院生涯福祉研究科教授
 宮原 賢次 住友商事(株)相談役
 村上 政博 国立大学法人一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授
 村田 泰夫 農林漁業金融公庫理事
 矢崎 義雄 (独)国立病院機構理事長
 吉野 直行 慶應義塾大学経済学部教授

(注)◎は会長、○は会長代理