月曜日, 11月 24, 2008

首相、小沢代表に党首討論要求 2次補正「帰国後判断」

朝日新聞2008年11月24日(月)19:04
 【リマ=餌取稔也】麻生首相は23日午後(日本時間24日午前)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)閉幕後の記者会見で、「(国会での)党首 討論を何度も提案しているが、残念ながら(民主党の小沢代表に)応じていただいたことがない。国会で堂々と議論することは全くやぶさかではない」と述べ、 今国会中で小沢氏に党首討論に応じるよう求めた。
 民主党側の申し入れで17日に首相官邸で実現した小沢氏との党首会談後、首相は小沢氏について「信用できなくなった」と表明。小沢氏は「チンピラの言いがかりみたいな話」と反発している。首相としては今後、国会での公の論戦を通じ、小沢氏と主張を戦わせたい考えだ。
 自民党の一部や民主党が今国会提出を求めている第2次補正予算案については「(日本に)帰国後、政府・与党の関係者に集まっていただいたうえで判断した い」と述べた。政府・与党は来年1月の通常国会冒頭に提出する方針を固めているが、25日にも最終判断する意向を示した。
 北朝鮮の核申告の検証をめぐっては、「きちんと文書で残してもらう作業に今年中に取りかかることで、中国を入れて4者で合意している」と語り、文書化をめざすことで日米韓中の4カ国が合意していることを明らかにした。
 APEC特別声明で世界貿易機関(WTO)の多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の大枠合意の来月達成を誓約したことについては「日本としては、攻めるべきところは攻め、守るべきは守る。その2点をきちんと腹に据えて、まとめる方向で努力をすべきだ」と強調した。

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 朴とつ口下手を前面に出すから討論回避なのかな? 討論するから、政策論争が明確化するって理屈もサッパリ理解できないけど、党首会談OKなのに、討論できない理由も、今ひとつよく分からない。 ただ、国会で討論して、仮に坊ちゃんがにこちゃんを言い負かしたところで、身内ですら反旗を翻さんと行動起こし始めてる状態で、首相のやり口が、国民に受け入れられたと見る訳にはいかないだろう、ということだけはハッキリしている。 まぁ自己矛盾抱えたままで討論に応じてもらって、華々しく散ってもらうってのも一興かもしれないが....。
 ちなみに、坊ちゃんの側近連中は、本当に討論したいのかな? 自爆する危険性のが高くねぇか? 根拠のない自信満々....って感じにしか見えないけど....。 褒めてんじゃねぇよ。自覚ないのが気の毒ってだけだ。

 そうそう、国内で触れてない2つの話題に関して、黙殺もなんだからちょっと触れとこうかな...。
「歴史観」科目廃止も=統幕学校の幹部教育で防衛省
時事通信2008年11月24日(月)16:30
 防衛省は 24日までに、統合幕僚学校で1佐、2佐の幹部自衛官を対象に行っている「歴史観・国家観」の講義について、廃止も含めた見直し作業に着手した。日本の過 去の侵略行為を正当化する論文を発表して更迭された田母神俊雄前航空幕僚長のように、偏った歴史教育が行われているのではないかとの疑念を払しょくするた め、抜本的な見直しが必要と判断した。
 歴史観・国家観の科目は、田母神氏が統幕学校長時代に新設したもの。同氏は講師の選任にもかかわったとされ、08年度の講師6人のうち2人は、「自虐史観」によらない教科書づくりを掲げる「新しい歴史教科書をつくる会」の副会長と理事を務めている。
 浜田靖一防衛相はこうした講師陣の顔触れに疑問を呈しており、「バランスの取れた教育」を目指し、早期に選任方法を見直す方針だ。

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コイツ等に自浄作用求めて、イイ事あんのかな? 引きずり出して考えれば、ろくでもねぇ前次官に繋がりそうなもんじゃん。 誰も口にしないけど....。 どうすべきなのか、なんて簡単に答えが出せる話じゃないんだろうけど、少なくとも、適正考える上で、一生縁の下の力持ちを続ける自信があるかどうか?判断できる指針が必要なんじゃないの?

複数名前挙げ襲撃計画=警戒厳しく断念か-「厚生省もっとやろうと」・小泉容疑者
時事通信 2008年11月24日(月)16:30
 元厚生事務次官宅連続殺傷事件で、銃刀法違反容疑で逮捕された無職小泉毅容疑者(46)が警視庁の事情聴取に、厚生省の元幹部ら関係者数人の名前を挙げ、「もっとやるつもりだった」と供述していることが24日、分かった。
 警戒が厳しくて断念したとみられ、警視庁などは前例のない連続襲撃の全容を捜査。同日、銃刀法違反の疑いで同容疑者を送検した。
 これまでの調べに、同容疑者は「大学へ行き、高級官僚が悪だと分かった」と供述。その上で、一方的な思い込みを口にし、ほかの襲撃計画があったと話しており、年金畑以外の関係者の名前も挙げた。
 しかし、警察当局の警戒が厳しいため、「これ以上はできない」として断念したとの趣旨の供述もしているとみられる。
 同容疑者は自分の人生を振り返り、「大人になったら仕返しをしてやろうと思っていた」とも話している。
 これまでの調べに「自分が飼っていたペットを保健所に処分されて腹が立った」と供述。三十数年前の小学生時代に飼い犬を処分された経験があるといい、同庁は関連を調べている。

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こちらの事件に関しては、狙われた二人と動機との乖離が、どうしても受け入れ難い状態ではあるものの、専門家に「自己顕示欲が強い」などと分析させた挙句、マスコミがこうして追いかけること自体が、犯罪者の狙いだったとすれば、マスコミはまんまと踊らされてるってことにならないのかな?
謎の解明は専門家がやってんだから、もう少し落ち着いた報道ができないもんかと思う。
この男の背後に、何らかの組織があって、相応の思想を実現させるために、次官経験者殺害に至った...ってなシナリオが、どっかにないと気が済まないように見えるけど....。

「郵政」見直しで舌戦=中川秀、綿貫氏

時事通信 2008年11月24日(月)20:30
 自民党内で見直しの機運が出ている郵政民営化をめぐり、民営化推進派の中川秀直同党元幹事長と反対派の綿貫民輔国民新党代表が24日、都内の慶応大で開かれた学園祭の講演会で、舌戦を繰り広げた。
 中川、綿貫両氏はともに同大OB。先に講演した中川氏は見直し論について「時代の針を元に戻す話だ」と批判。その上で「われわれは時代を進めるチェンジをしなければならない。(綿貫氏は)先輩だが、わたしは時代を読む。これだけは申し上げたい」と挑発した。
 これに対し、中川氏の退席後に壇上に立った綿貫氏は、野党提出の郵政民営化見直し法案に関する自民党との修正協議について「中川秀直と か(前回衆院選で造反組への)『刺客』を務めたあいつらが大反対して内紛になるので、恐らくやらないだろう」と指摘。中川氏を呼び捨てにして「反撃」し た。 

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もはや子どもの喧嘩レベル....
郵政見直し法案採決せず=野党提出、造反を警戒-自民方針
時事通信 2008年11月21日(金)16:30
 自民党は21日、野党提出の郵政民営化見直し法案について、今国会では衆院で採決せず、廃案とする方向で調整に入った。同法案は、政府が保有する日本郵政株などの売却を凍結する内容。自民党は同法案の修正を与党内で検討する方針だが、修正論議がまとまらないうちに採決に応じた場合、民営化推進派と造反組の党内対立が激化し、造反など混乱が生じかねないことを警戒。結論を先送りすることが望ましいと判断した。 

ほとんど「合併」が決まってるんじゃ、こうでもしないと存在感示せないだろうけど、レベル低い話だよね。
こんなトコに争点ねぇぞ....。

首脳会談二転三転 中国に翻弄された日本


産経新聞 2008年11月24日(月)08:05
 アジア太平洋経済協力会議APEC) で22日、急遽(きゅうきょ)、日中首脳会談が行われた。わずかな時間で世界金融危機対策などで意見交換しただけだったが、舞台裏には、首脳会談開催をめ ぐり、中国に翻弄(ほんろう)される日本の姿があった。日中関係はやはり「中国主導」で動いているのか。後味の悪い首脳会談となった。(リマ 佐々木類)
                  ◇
 ■実現した20分
 「いやー、胡錦濤(国家主席)との会談が、一番大変だったよ」
 麻生首相は22日夜(日本時間23日昼)に急遽開催された日中首脳会談の後、本音とも冗談ともつかぬ「意味深」な言い方ながら、笑顔で周辺にこう声をかけた。
 首脳会談が最終的に決まったのは、各国首脳が集まった22日の夕食会の席上だった。夕食会が終わると、両首脳は同じ会場の片隅に移動して「即席」の首脳会談を演じた。
 時間はわずか20分。世界的な金融危機克服のために金融システムの改革に取り組むことなどを確認。さらに、国際通貨基金(IMF)の資金力増強のため、 日本が最大1000億ドル(約10兆円)の融資を表明したことに関し、麻生首相が「中国のような外貨準備を多く保有している国の参加を歓迎したい」と中国 側に発言を促したが、胡主席から直接の返事はなかった。

 ■壊れた「あうん」
 当初、APECでの日中首脳会談は予定されなかった。10月のアジア欧州会議(ASEM)出席で麻生首相が北京を訪れ胡主席と会談をしており、12月13日にも福岡・太宰府で日中韓首脳会談があることから「無理に会わなくてもよい」(外務省筋)とのコンセンサスがあった。
 ところが中国側は突然、首脳会談を打診してきた。麻生首相がAPECに向け離日する直前の20日昼。日本側は中国側の真意を測りかねながらも会談準備に追われた。
 麻生首相を乗せた政府専用機がペルーに向かう途中も慌ただしかった。
 給油で立ち寄った米・ロサンゼルス国際空港。2階のVIPルームに、佐々江賢一郎外務審議官、斎木昭隆アジア大洋州局長、垂秀夫中国・モンゴル課長が駆け込み対応を協議した。
 だが、ペルーに到着すると状況はまた一変する。中国側から「キャンセル」の連絡が入ったのだ。中国側の要請にもかかわらず「中国は自分たちの都合で日程を二転三転させた」(首相同行筋)。日本側もいらだった。
 そして22日夜、ペルーのガルシア大統領主催の夕食会の席上で再び、首脳会談開催で合意した。

 ■いびつな関係
 二転三転した理由の一つを外務省筋は「日本が金融サミットで出したような世界金融への対応策を、日本から求められることを嫌ったのではないか」と推測する。
 金融サミットでは麻生首相が、1000億ドル融資の構想を打ち上げたが、胡主席は途上国向け融資の条件緩和などを先進国に求めたにすぎず、方向性を打ち出せなかった。
 日本側にも中国のわがままに追従せざるを得ない背景があった。外貨準備高、米国債保有高で世界第1位の中国を金融危機対策に取り込もうと、ドタキャンされても辛抱強く首脳会談を受けた。中国の真意を首脳レベルで直接確かめるためだ。
 外務省幹部は日米中の3カ国の関係について「日米は世界で最も緊密な同盟関係。だが米中は『敵でも友人でもない。競争相手』(オバマ米次期大統領)の関係だ」と説明する。
 だが、首脳会談をめぐるドタバタから見えるのは、無視できない中国の存在だ。
 10月下旬。北京を訪問した首相は胡氏にこう言い放った。「友好は手段であって目的ではない。目的は日中両国の共益だ」。事前に用意されていなかった麻生首相の発言に「胡主席は黙ってうなずいていた」(同行筋)というのだが…。

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内外ひっくるめて馬鹿にされ捲くってるんじゃないの? リーダー!?

したたか中国 権益の足場固め
産経新聞 2008年11月24日(月)08:05
 【ワシントン=山本秀也】中国側の働きかけで急遽(きゅうきょ)、日中首脳会談が行われた背景には、世界経済や日米両国の内政の先行きが読み切れない中 で、自国権益の足場を固めておきたいとする中国の思惑がある。とりわけ金融危機への対応で、中国側は「世界の経済大国としてともに努力を」(胡錦濤国家主席)と日中の連携を訴えつつ、国際通貨基金(IMF)への支援増額では日本への同調を避けるしたたかさも見せた。
 中国側の報道発表によると、会談で胡氏は、日中の首脳が今年1年で2度相互訪問するなど両国関係の緊密化を指摘し、「戦略的互恵関係の健全で安定した拡 大を」と促した。さらに、日中が「歴史的に新たなスタート点に立った」とする胡氏の認識は、麻生内閣の先行きや、オバマ次期米政権下での日米中関係など、 不確実な要因が横たわる今後の状況下で、日中関係の後退は望まないとの考えを伝えたかたちだ。
 在米中国筋によると、金融危機を受けて中国政府部内では(1)米欧のほか、アジアでは日本、インドと協調することが、中国への打撃を抑える上で不可欠(2)中国など新興市場を加えた20カ国(G20)の役割は重要だが、先進国(G7)の地位は無視できない-との認識が強まっている。
 実際の金融危機への対応策で、中国は日本側が重ねて同調を促したIMFへの支援増額には踏み込まず、「アジアと世界の金融安定化」に向けた協力を確認するにとどまった。今後の情勢次第で、大国としての中国の責任分担のあり方が改めて問われそうだ。

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6カ国協議、来月上旬再開へ調整 日米韓首脳

どこまで本気かな?
共同通信2008年11月23日(日)10:09

 【リマ22日共同】麻生太郎首相は22日午前(日本時間23日未明)、ペルー・リマ市内のホテルでブッシュ米大統領、李明博韓国大統領と会談した。北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議に関し、議長国を務める中国の意向を踏まえ、12月上旬の再開を目指して調整することで一致した。北朝鮮の核申告の検証枠組みに関しては、次回の6カ国協議で合意を文書化する必要があるとの認識で一致した。

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北朝鮮問題解決に向け緊密連携=日米首脳会談
トムソンロイター2008年11月23日(日)15:35

 [リマ(ペルー) 22日 ロイター] 麻生太郎首相は22日、アジア太平洋経済協力会議APEC)などに出席するため訪問中のペルーの首都リマでブッシュ米大統領と会談し、北朝鮮の核および拉致問題の解決に向けて緊密に連携することを確認した。日本の政府関係者が明らかにした。

 また、金融危機を背景に世界経済が不安定化する中で、保護主義の防止や世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の妥結に向けて努力を行うことでも一致した。

 会談では、民主党の採決拒否で成立の見通しが立っていないインド洋での給油活動を延長する法案について、麻生首相が活動継続に向けて最大限努力すると表明。これに対してブッシュ大統領は、日本の活動が国際社会で高く評価されているとし、活動継続を期待すると発言した。

 その後に行われた韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領を交えた日米韓首脳会談では、北朝鮮問題に関する3カ国の緊密な連携を確認。麻生首相は拉致問題解決に向け、両大統領に対して支持と協力を要請したという。

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末路迎えた者同士、傷なめ合ってる状態?