金曜日, 11月 21, 2008

自民中堅・若手、2次補正提出を要請 政策の実現迫る

朝日新聞 2008年11月21日(金)21:13

 自民党の中堅・若手の有志24人が21日、定額給付金など新経済対策を盛り込んだ第2次補正予算案の今国会提出を求める麻生首相あての要望書を河村官房長官に手渡した。迷走続きの麻生政権に「政策の実現」を迫る狙いがある。

  有志は、塩崎恭久元官房長官、茂木敏充前行革担当相、渡辺喜美元行革担当相ら。要望書では「国民は『結果の出ない政治』に辟易(へきえき)しており、政治 の強力なリーダーシップによる国民生活の充実に期待している」と指摘。「今こそ経済危機克服に向けた総理の不退転の決意を示すため、第2次補正予算案、関 連法案を早期に今国会に提出し、年内成立へ向けて全力をあげられるよう強く要請する」とした。

 河村長官は「(民主党から)これまでいろいろと苦い、煮え湯を飲まされた国会運営があった。年内に予算案が成立する担保がないとなかなか難しい」と回 答。政権の足元がふらつくなかでの有志の活動に神経をとがらせてか、「政権の足を引っ張るという風に見る人も出てくる。利用されないよう気をつけて」と注 意を促した。

 要望書には当初、「全力で麻生内閣の取り組みを応援します」との文言があったが、最終的に削除。有志の一人は「政策の遂行を求めているので、麻生内閣を持ち上げても仕方ない」と説明している。

関連ニュース


道路特定財源の話に比べりゃ、やりたいことがハッキリ分かるし、理解しやすいね。 どうせ政権の足引っ張るって話なら、郵政民営化やら道路族やらの集まりより、よほど好感が持てる。 まぁ、分かりやすいからコメントできるんだけどね....。
写真の兄ちゃんの 「 政局より政策だって、私は逃げないって、首相自ら仰ってるんです! 二次予算を来春まで逃げるってことですか? そんなことは許されるべきじゃない! 」 というイキのイイ発言をTVで見かけて、とにかく載せようと思った。

それよりも、間抜け官房長官の、「年内成立の言質が取れるなら....」云々発言には、驚かされた。 政治がバーターで成り立つことぐらい承知していても、出してもいない法案の賛成が確認できて初めて法案を出すなんて出来レースが、許される訳があるまいに....。 本気で考えてるなら、それこそが問題だ。

せいぜい、先送りしかできないんだろ、この人は....

2次補正予算案の国会提出時期、来週にも判断を=官房長官

トムソンロイター 2008年11月14日(金)10:57

 [東京 14日 ロイター] 河村建夫官房長官は14日午前の定例会見で、追加経済対策に伴う2008年度第2次補正予算案の国会提出時期について、来週にも判断することが好ましいとの考えを示した。

 与党内では、今臨時国会への提出を見送り、年明けの通常国会を早期に召集して処理する案が浮上している。

 河村官房長官は2次補正の提出時期に関して「(麻生太郎首相が)金融サミット(緊急首脳会議)から帰り、引き続きAPECアジア太平洋経済協力会議)もある。その間に(提出時期について)最終的な判断をいただくことが好ましい」と語った。

 麻生首相はワシントンで開かれる金融サミットから16日午後に帰国する予定。APECはペルーのリマで22、23日に開催されるため、30日の臨時国会の会期もにらみ、来週中に判断すべきとの認識を示した。

 通常国会の召集時期についても「(麻生首相が)金融サミットから帰ったら、協議したい」と述べ、補正提出のタイミングと併せて議論する考えを示した。

関連ニュース

0 件のコメント: