水曜日, 11月 19, 2008

元次官宅連続テロ、与野党が「絶対許せぬ」と強く非難

政府見解として、テロと認めたってこと?


読売新聞  2008年11月19日(水)14:59

 旧厚生省の事務次官経験者宅が相次いで襲われた連続テロと見られる事件に対し、与野党からは19日午前、「卑劣な事件は許さない」と非難する声があがった。

 自民党の細田幹事長は、都内のホテルで記者団に「どう考えてもテロ行為だ。断固、対応しなければならない。犯人を一刻も早く捕まえることと、防犯をしっかりやることの二つが大事になる」と述べた。

 これに先立つ細田氏ら与党幹部の会合でも、「年金政策の責任者がターゲットとすればテロ犯罪で、大きな問題だ。絶対に許されない」との意見が出 た。公明党は「要人警護などに一層注意を払わなければならない」として、同党の坂口力・元厚生労働相を含む関係者の警護強化を求めた。

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元次官ら連続殺傷 「許せぬ卑劣な行為」 厚労省厳しい警備

産経新聞  2008年11月19日(水)15:55

 ■捜査陣、遺留品発見に全力

 「怖さを身をもって感じる」。元厚生次官ら連続殺傷事件から一夜明けた19日、東京・霞が関の厚生労働省では警備員が一般来庁者を金属探知機でチェックするなど警備を強化、物々しい雰囲気に職員は不安を口々にした。厚労行政に対する政治テロなのか-。犯人の正体が見えない不気味さに、政界からも「関係者の警護強化を」などの声が相次いだ。

 ◆緊張の朝

 厚労省では、地下鉄に直結する地下入り口と正面玄関で、すべての一般来庁者に、警備員が携帯式の金属探知機を使って検査。正面玄関前には、パトカーや機 動隊のバスが駐車し、数人の警察官が周辺を警備。委託先の民間警備会社に警備員を増員するよう要請し、大臣や事務次官の執務室につながる通路には2人の警 備員を配置して身分証を厳重にチェックした。

 普段は電車通勤の江利川毅事務次官は警備を万全にするため当面、公用車で通勤することを決定。一部の部局では職員に「自宅で宅配便に応じる際は、よく確認してからドアを開けるように」と注意喚起した。

 30代の若手職員は「警備の強化を見て正直、驚いている。怖さを身を持って感じた」。別の40代幹部は「ここまで警備が強化されたことは、私の記憶では地下鉄サリン事件(平成7年)以来、なかった」と緊張した表情で話した。

 ◆「痛ましい」

 舛添要一厚生労働相は この日朝、自宅前で記者団に対し、「仮に歴代幹部を政治的目的で狙ったテロだとすれば、許し難いことだ。卑劣な行為は断じて許せない」と話した。厚労省へ の脅迫の有無については「年金手続きで窓口に行って待たされたなど毎日のようにいろんな苦情は来るが、テロ行為に関するような電話があったという情報は特 別聞いていない」と語った。

 麻生太郎首相はこの日朝、警護の負担を軽減するため、日課としている自宅周辺の散歩を取りやめた。首相官邸で記者団に対して、「2つの事件が結ばれているのか、偶然なのかよく分からないが、痛ましい事件だ。亡くなった方のご冥福とけがをされた方の回復を心からお祈り申し上げる」と話した。

 一方、自民、公明両党の幹事長、国対委員長ら幹部は同日午前、都内のホテルで会談し、「年金政策責任者がターゲットならば政策にかかわるテロで、民主主 義に対する大変大きな問題だ。絶対許されない」などと批判する声が噴出、関係者の身辺警護を強化すべきとの認識で一致した。

 ■現場に不安

 元厚生事務次官の山口剛彦さん(66)夫妻が殺害されたさいたま市南区の自宅では早朝から埼玉県警の鑑識作業が続いた。周辺には依然として県警の規制線が敷かれ、駅へ向かう通勤や通学の人たちが、動機の見えない事件に不安げな表情で通り過ぎた。

 「2人が亡くなったことは今でも夢みたい。実感がわかない」。妻の美知子さん(61)と親しかった近所の主婦(59)は目を伏せた。山口さん方には朝、知り合いとみられる男女5人が訪れ、警官に白いユリの花束を託して立ち去った。

 元厚生事務次官の吉原健二さん(76)の妻、靖子さん(72)が刺された東京都中野区の自宅付近の道路はこの日朝も依然規制されたまま。複数の警察官が茂みをかき分けたり、排水溝のふたを開けたりと、犯人の遺留品の発見に全力を挙げた。

 近くの小学校に通う多くの児童らは母親らに付き添われ登校。近くに住む無職女性(75)は「靖子さんが倒れているのを見た女性が昨夜、震えながら涙を流していた」と不安げな表情を見せた。

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犯人捕まったのかと、早トチってしまいました。
せっかく、転記したんで、そのまま履歴残しちゃいます。

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