「朴とつで口べた」を自称する小沢民主党代表の高揚感を漂わせた言動が目立っている。
小沢氏は22日、宮城、福島両県を訪れ、次期衆院選の新人候補ら4人の事務所を抜き打ちで視察した。
「麻生首相はつぶされるだろう。衆院選はもうすぐだから、このまま気を緩めずに動いてくれ」「世論調査で良い結果が出ている。この調子でガンガンいけよ」
エネルギッシュな激励ぶりに、応対した事務所関係者の一人は「これまで何度か会った時はいつもマスクをかけていたが、今日は顔のつやも機嫌も良く本当に元気づけられた」と驚いた様子だった。
小沢氏が元気になったのは、17日の麻生首相との党首会談からだ。18日の党役員会では約20分間も首相批判を展開。その後も党所属女性議員との 会合ではペットの話題など私生活を上機嫌で語ったり、衆参の足並みの乱れに関し、自ら参院執行部に頭を下げるなど、「あまり見たことのない行動」(周辺) が続いている。23日にはNHK番組に出演し、首相批判の先頭に立つ。
党首会談は小沢氏が仕掛け、終息ムードだった今国会の局面転換につながった。「麻生政権を追い詰めていると手応えを感じている」(党幹部)ことが、小沢氏を高揚させているようだが、「都合が悪くなれば、すぐに元に戻る」との指摘もある。
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何だかなぁ....
「 「麻生首相は福田氏以上にひどい」…小沢代表
民主党の小沢代表は23日のNHK番組で、今国会が延長されても政府が2008年度第2次補正予算案を提出しない場合の対応について「4~5か 月、経済面で空白ができる。まさに政治空白だ。経済・金融対策の法案を延長国会に出そうと検討している」と述べ、独自の経済対策法案を提出する考えを示し た。
ガソリン税など道路特定財源の暫定税率の廃止や中小企業対策が柱となる見通しだ。
同補正予算案の審議に協力するとした小沢氏を麻生首相が「信用できない」と評したことについては、「チンピラの言いがかりみたいな話で、一国の首相として情けない限りだ」と批判した。
首相問責決議案については、「ないとは言えない。福田前首相が辞めたのは能力に限界を感じたからだ。麻生首相は福田氏以上にひどい」と語り、今国会提出に含みを持たせた。
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「経済対策で独自法案検討=麻生首相との違いアピール狙う-民主・小沢氏
民主党の小沢一郎代表は23日、NHKの番組に出演し、政府・与党が追加経済対策の裏付けとなる2008年度第2次補正予算案の今国会提出を見送ることに関し「わたしたち自身の経済金融対策の法案を延長国会に出そうかと検討している」と述べ、独自の法案を提出する方向で党内調整する意向を明らかにした。経済対策重視の姿勢を示し、麻生政権との違いをアピールする狙いとみられる。
番組で小沢氏は「中小零細企業にとっては年末が一番の危機だ」と強調。同時に経済対策優先を掲げる麻生太郎首相を「衆院解散を先送りす るための口実でしかなかった」と厳しく批判した。首相が補正提出見送りの理由として「(小沢氏を)信用できない」などとしていることに対しては「チンピラ の言い掛かりみたいな話だ。一国の首相としては情けない限りだ」と強い不快感を示した。
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