木曜日, 12月 04, 2008

首相、来春の年金国庫負担引き上げを先延ばし


読売新聞2008年12月4日(木)23:10
 麻生首相は4日夜、基礎年金の国庫負担割合を現行の3分の1から2分の1に引き上げる時期について「(2009)年度中に対応できればいいわけですから、これは」と述べ、09年4月からの引き上げにはこだわらない考えを示した。
 首相官邸で記者団の質問に答えた。
 首相は10月2日、国会で、「2分の1への引き上げは、来年4月から実施することが基本だ」と答弁していた。
 首相は4日夜、「財源との関係もある。約束としては、来年度から始まるということになっていると思いますけどね」と述べ、引き上げ時期については、財源の確保を見極めた上で、判断するとの考えを示した。

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また失言かよ....
4月実施を明言した以上、4月1日から導入が筋だろ!? 出来ないまでも4/30はリミットだよ。 コイツ学校教育一切受けてねぇとしか思えなねぇよな。 こんなの子どもたちが真似でもしたら、洒落になんねぇよ!

年金財源に「埋蔵金」活用へ=国庫負担増、財投準備金で確保-政府
時事通信 2008年12月5日(金)22:30
 政府は5日、2009年度からの基礎年金の 国庫負担割合引き上げの財源に、「霞が関埋蔵金」と呼ばれる財政投融資特別会計の金利変動準備金を充てる方針を固めた。具体的な充当額は引き上げ時期と併 せて、年末にかけての09年度予算編成で最終的に詰める。来年4月から引き上げる場合は約2.5兆円が必要。政府は来年の通常国会に関連法案を提出する予 定だ。
 国民年金法は「所要の安定財源を確保する税制抜本改革」を行った上で、国庫負担を09年度までに2分の1(現行3分の1)に引き上げると規定している。しかし、政府は経済情勢の悪化で、安定財源として想定していた消費税の来年度の引き上げを断念。今月中に策定する税制抜本改革に向けた中期プログラム(工程表)で、将来的な消費増税の道筋を示した上で、「つなぎ財源」として埋蔵金を活用し引き上げを実現させる考えだ。
 これに関連し、河村建夫官房長官は5日の記者会見で、「埋蔵金といわれるものも含めて、どういう形でやるか、これから最終的な決断に向かって検討を進める」と述べた。
 一方、引き上げ時期に関しては、麻生太郎首相が同日の衆院予算委員会で「(来年)4月実施という方向でやりたい」と述べた。

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埋蔵金は無かったんじゃねぇの? いつの間に「既成事実」にしてんだよ! 国の詐欺行為野放しなのも腹立つし....。

首相「4月実施の方向」=基礎年金国庫負担上げ、前言撤回-衆院委
時事通信2008年12月5日(金)18:30
 衆院予算委員会は5日午後、麻生太郎首相と中川昭一財務・金融担当相ら関係閣僚が出席し、金融・経済と年金・医療に関する集中審議を続行した。首相は、基礎年金の国庫負担割合を3分の1から2分の1に引き上げる時期について「(来年)4月実施という方向でやりたい」と述べた。民主党菅直人代表代行への答弁。
 首相は4日に「2009年度中に対応できればいい」と述べ、来年4月引き上げを明言した従来方針を軌道修正したばかり。わずか1日で再び前言を撤回した格好で、首相の発言のぶれに批判が強まりそうだ。
 首相は「国庫負担の2分の1への引き上げは、国民に対する約束だ。4月にやらないなんて言ったことは1度もない」と強調。その上で「(年末の)09年度の予算編成に当たって(結論を出す)ということだ」と述べた。

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桝添の「そーゆー方向」もふざけんな!って思ったけど、それ引用した挙句、この手の悦に入った表情されると、虫唾が走るって言葉がピッタリなくらいだな。 人を小ばかにすることにかけては、天才的だよな、この馬鹿!

2 件のコメント:

おっけぃ さんのコメント...

基礎年金の4月上げ、首相の「迷走発言」が財務省の背中押す

 基礎年金の国庫負担割合の2分の1への引き上げについては、厚生労働省が2009年4月の引き上げを主張する一方、財務省は慎重姿勢だった。4月実施に向け財務省の背中を押したのは、皮肉にも引き上げ時期を巡る麻生太郎首相の「迷走発言」だった。

 基礎年金の国庫負担の引き上げ時期が定まらなかったのは、消費税率の引き上げなど安定財源の確保が難しくなったためだ。年2.3兆円必要な財源は、2年間は財政投融資特別会計の積立金でしのぐことになる。 ( 2008/12/7 15:02 NIKKEI NET )

失言もたまには役に立つらしい。

おっけぃ さんのコメント...


基礎年金国庫負担引き上げ 埋蔵金充て4月実施
産経新聞 2008年12月10日(水)16:25
 政府・与党は10日、基礎年金の国庫負担割合の2分の1への引き上げについて、平成21年4月から実施する方針を決めた。財源については、当初想定していた消費税率のアップが困難になったため、財政投融資特別会計の積立金、いわゆる「埋蔵金」を一時的に活用することにした。

 ただ「埋蔵金」は安定財源とはいえず、財源問題の根本的な解決を先送りした形だ。

 これに先立ち、自民、公明両党の幹事長、政調会長、国対委員長は10日朝、都内のホテルで会談し、4月からの引き上げ方針を確認した。

 国庫負担率引き上げは、16年に成立した年金制度改革関連法で、税投入による安定した年金財政を確立する目的で、21年度までに3分の1から2分の1に引き上げることになっていた。

 引き上げ分は2兆3000億円程度になり、当初は消費税率1%を引き上げれば充当できるというのが前提だった。しかし、消費税率引き上げが困難となったため、その後「21年度まで」の文言をめぐり「4月実施」だけでなく「10月実施」、さらには「22年1月実施」などの意見が政府・与党内で飛び出していた。

常に「やっつけ」という感が先に立つ。 本気でちゃんと対応すること考えたら?....