日曜日, 12月 07, 2008

たばこ増税に反対=自民・大島氏


時事通信2008年12月5日(金)18:30
 自民党大島理森国対委員長は5日午後、政府・与党内で社会保障費の財源確保のため、たばこ税増税を目指す動きがあることについて「たばこ税だけを目的税化するような取り扱いはいけない。税の公平公正という観点から果たしていいのか」と述べ、反対する考えを示した。
 愛煙家の大島氏は「福祉政策の財源は抜本的な議論なくしてはできない。小手先の税論はもうやめるべきだ」と述べ、税制の抜本改革で対応すべきだと 指摘。健康被害防止の観点からの増税論についても「税を掛ければそういう問題が解決できるのか。違う対応が必要ではないか」と疑問を呈した。国会内で記者 団の質問に答えた。

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そもそもの問題は、社会保障なんて国の根幹に関わる部分を、帳尻合わすだけの削減方向に動かした「政治」な訳でしょ? これも枠がどうこうって話でなしに、何が必要なのかを徹底的に煮詰める必要があるはず。 道路「族」が問題視され始めて久しいものの、一向勢力が衰えないのは、どんなに批判浴びても「おいしい」部分が残っているからで、どんぶり予算を割り当てたって、おいしい思いをする連中に牛耳られた日にゃ、必要部分に行渡らなくなるんだから、そんなら2200億削ったところで、実害ないって話だろ?! そゆのわかるように動かすのも政治家の責務なんじゃないの?
税の不公平なんて言うけど、社会的道義的に煙の齎す健康被害があると言われている以上、吐いてるヤツが金払ってなんとかしようってのも「あり」なんじゃないの? 尤もこれが「社会保障費」に相当するのかどうか?は、前段議論と同様だろうけど....。
ほらぁ....交付金だぁ交付税だぁってやってたのと、変わらん論議が吹き荒れだしたじゃん....。
今最も実害あるのって、地域の医者不足とかって話なんと違うの?

たばこ増税「社会保障目的にしない」 自民税調
朝日新聞2008年12月6日(土)09:03
 09年度税制改正で浮上している「たばこ増税」をめぐり、自民党税制調査会は5日、社会保障目的の税とはしないとの認識で一致した。厚生労働省な どには社会保障財源として期待する声が根強く、12日の与党税制改正大綱とりまとめまで政府・与党内で激しい攻防がありそうだ。
 焦点になっているのは、たばこ1本につき2~3円(1箱40~60円)の増税案。3円増税で1千億円前後の財源になる見通し。社会保障財源以外に来年度に増税する理由は乏しいことから、増税が見送られる可能性も出てきた。
 案が浮上したのは、厚労省が社会保障費の2200億円抑制は「限界に来ている」(舛添厚生労働相)として新たな財源を訴えたのが発端。麻生首相が消費増税の先送りを表明したため、09年度予算ではたばこ増税分を抑制額の縮小に充てるよう求めた。
 党税調は政府内の議論を受け、たばこ増税の検討を始めたが、5日の会合では、津島雄二会長が「2200億円(の社会保障費抑制)とつなげて議論するつも りはない」と発言。柳沢伯夫小委員長も会合後に「たばこ税の性格からいえば、(社会保障財源と)関係ない」と明言。使い道を限れば、今後も社会保障財源が 不足するたびにたばこ増税を求められかねない、との警戒感が強まったためだ。
 5日の党税調では「禁煙を促すために増税すべきだ」との賛成意見も出た。しかし、景気悪化のなかで来年度の増税理由としては乏しいとの見方もある。


「たばこ税」について (goo Wikipedia記事検索)
たばこ税の「事実」を知って下さい。 (JT)


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