月曜日, 12月 29, 2008

黒字化「11年度こだわる必要ない」 経財会議民間議員


朝日新聞2008年12月27日(土)00:37
 政府の経済財政諮問会議は26日、「11年度に基礎的財政収支を黒字化する」という財政再建目標について議論し、2人の民間議員が「11年度にこ だわる必要はない」と発言した。政府内には、財政規律を守るために努力目標として維持すべきだとの意見が強いが、達成が非常に難しくなっているのも事実 だ。
 与謝野経済財政相は、会議後の記者会見で「財政規律を維持していく象徴として残せという学説と、到達できそうもないものを努力目標と掲げることは論理破綻(はたん)だという学説がある。まだ結論は出ていない」と述べた。
 現在の目標は小泉政権時代の06年に決定。歳出削減路線を進めるテコとなってきた。だが、景気悪化に伴い税収は大きく落ち込み、経済対策向けの支出も膨 張。基礎的財政収支の赤字額は09年度政府予算案では13兆円余りと、景気が急回復しても11年度の達成はきわめて難しい状況だ。
 それでも、政府内では「達成できるかどうかの問題ではない。歳出削減のテコとして残すべきだ」(経済官庁幹部)との声が多く、文章表現の調整が続 いている。財政再建目標についての考え方は、来月中旬に決定する「経済財政の中長期方針と10年展望」(仮称)に盛り込まれる。(庄司将晃)

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経済の話は正直さっぱり分からない。
100年に1度の危機に際して、政府は「着手できることはやっている!」スタンスの様子だが、結局一次補正で足りてない....印象は拭えないし、実効性の問題として、目に見えて効果が出てない現状を鑑みるに、やっぱり「政府は仕事をしていない」のだろうと思う。
有識者集めた話を探しても、先行き明るい話題は出てこない.....。 TVコメンテーターの口ぶりは、いたずらに不安感だけ煽る.....。 政治家がTVでしゃべることは、政局にしか向かない....。
今更解散総選挙やられても、気に入らないアホウ首相の馬鹿面と官房長官の間抜け面を、日々メディアで拝まずに済む程度の話で、この先、誰が担当しても、似たような景気の先行きしかなかろうなぁと、ついつい考えてしまう.....。
何とかしてくれ!

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