水曜日, 12月 03, 2008

首相、1兆円新交付金を了承 揮発油暫定税率の維持も


共同通信2008年12月2日(火)22:29
 来年度からの道路特定財源の一般財源化に当たって、麻生太郎首相は2日、(1)道路整備を中心とした公共事業に使途を限定した1兆円規模の新たな交付金を創設し地方へ配分する(2)本来より負担を重くしている揮発油税などの暫定税率を3年間維持する-との自民党案を了承した。新交付金は生活道路整備支援のため配分している現在の交付金(約7000億円)よりは使い道が広がる。混乱が続いてきた配分方法の大枠が固まった。

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どの辺りが一般財源化なんだ?

地方へ1兆円は公共事業の「交付金」 首相が大筋了承
朝日新聞2008年12月2日(火)21:57
 麻生首相は2日、自民党の道路特定財源の一般財源化プロジェクトチーム(PT)座長の谷垣禎一元国交相と首相官邸で会談し、首相が指示した「地方に1兆円配分」の具体策として、公共事業に使途を限定した交付金にする案で大筋了承した。
 福田前首相は5月に一般財源化する方針を閣議決定したが、道路整備を含め使途を一定程度縛る「交付金制度」としたことで、骨抜きになる恐れがある。首相は、揮発油税などの暫定税率を3年間程度維持する方針も受け入れた。PTは5日にもとりまとめ案を決定する方針だ。
 「地方に1兆円配分」については、首相は「地方が自由に使えるカネだ」と説明し、11月19日には使途を縛られない地方交付税にすると明言。しかし、道 路族を中心に自民党側が「交付税だと自治体が人件費や借金返済に充て、道路整備が滞る」(幹部)と反発したため、首相は発言撤回に追い込まれていた。(林 尚行、五郎丸健一、座小田英史)


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