日曜日, 12月 21, 2008

消費税10%に引き上げ必要 段階的に実施と経財相


共同通信 2008年12月21日(日)13:48
 与謝野馨経済財政担当相は21日、税制抜本改革の柱となる消費税率 引き上げについて「(上げ幅が)5%(となる)まで段階的に実施する」と述べ、現在は5%の消費税率を10%に上げていく考えを示した。民放テレビの番組 で語った。また消費税収は「介護、年金、医療で(国民に)お返しする」と話し、消費税の使途を社会保障などに限る方針をあらためて強調した。


消費税、15年度に10%必要=11年度から段階的に-与謝野経財相
時事通信 2008年12月21日(日)14:30
 与謝野馨経済財政担当相は21日、テレビ朝日の番組に出演し、社会保障費を賄うための消費税率の引き上げ幅について「(2015年度までに)5%まで段階的に実施していく」と述べ、3年後の11年度から15年度までに段階的に10%に引き上げる必要があるとの認識を改めて示した。
 経財相は「いきなり11年度に5%(引き上げ)というのは経済に対するショックがちょっと大きい」と指摘した。



消費税「2015年までにプラス5%」 与謝野経財相
朝日新聞 2008年12月21日(日)19:32
 与謝野経済財政相は21日のテレビ朝日の番組で、消費税率の引き上げ幅について「(プラス)5%まで段階的に実施していく」と述べた。政府が閣議決定す る社会保障と税財政の将来像を示す「中期プログラム」では引き上げ幅は示さないが、2015年度時点で税率10%を目指す考えを示したものだ。
 中期プログラムの政府原案では「経済状況の好転後、消費税を含む税制抜本改革を11年度より実施し、15年度までに段階的に行う」と記されている。
 引き上げ手順について、与謝野氏は「緩やかに1%ずつという説も、2%上げて後で3%上げた方がいいという説もある。いきなり11年に5%という のは、経済に対するショックが大きい」と指摘。「25年時点を考えれば、その世代の人たちはもう一度考えないといけない」とも語り、将来的にさらに引き上 げが必要となる可能性を示唆した。
 一方、自民党の中川秀直元幹事長は同じ番組で、政府原案をめぐり「経済回復をするまで増税しません、とは書いてない。庶民の景気実感としてはデフ レ不況で、そこで増税したら風邪をひいている人に冷や水を浴びせるようなものだ。デフレ下での増税は失敗する」と、11年度からの引き上げに疑問を示し た。

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カバトットの批判はキレイに受け流されてるじゃん。 所詮、精神論と技術論の齟齬でしかないんだろ。 それが自民の内部で、消化し切れてないことの方が問題なんだろうね。
まぁ、分裂するなり、再編するなり、好きにしろよ。

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