水曜日, 12月 17, 2008

小沢代表「スペイン坂デビュー」 FMで雇用問題語る


朝日新聞2008年12月16日(火)21:45
 民主党の小沢代表が16日夜、東京・渋谷のスペイン坂スタジオで公開生放送されたFM番組に出演し、非正規社員らの若者たちの雇用問題などに対する質問に答えた。
 小沢氏は、非正規社員だという自身の息子を引き合いに「うちの子も派遣会社に入っているから、実情はよ
くわかる。毎日、夜中までやっていて給料は低い」 「非正規雇用をまったく禁止するわけにはいかないが、待遇面ではきちっとやるべきだ。政権を取ったら法的な規制をしていく」などと述べた。
 小沢氏は今秋以降、既存の政治番組に限らず、民主党の弱点とされてきた若者や女性をターゲットにしたメディアを新規開拓し、精力的に出演している。最近の「首相にふさわしい人」を尋ねた世論調査で麻生首相を逆転したこともあり、ひそかに手応えを感じているようだ。

Wonderful World 【ワンダフルワールド】-小山ジャネット愛子- (TOKYO FM 80.0MHz、ラジオ出演動画があります)

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はしゃぎ過ぎでない?

「わが子も派遣社員」=ラジオで若者とトーク-小沢氏
時事通信 2008年12月16日(火)22:30
 民主党小沢一郎代表は16日夕、東京・渋谷のスペイン坂の公開スタジオで、FMラジオの番組に生出演し、若者の質問に約50分間、答えた。
 非正規雇用で働く女性が将来への不安を語ると、小沢氏は「うちの子も派遣会社に入っているが、毎晩遅くて、給料も安い。実情はよく分かる」と明かし、野党3党で雇用対策関連法案を参院に共同提出したことをピーアール。その上で、「自民党は賛成するか分からない。政権を担当できれば(雇用問題に)積極的に取り組もうと思っている」と次期衆院選での政権奪取に向け支持を訴えた。


いつだかの朝のTVニュースワイドショーで、司会者が野党3党が参院に提出した法案見て、次期国会に提示予定の与党提案と何が違うんだ!って息巻いてた。 どうせ動くなら、与党案今国会に引っ張り出して、少しでも早めに決めて、国民に還元すべきって....。

野党3党、雇用法案で強硬姿勢
朝日新聞2008年12月16日(火)01:46
 「打倒麻生政権」で足並みをそろえる民主、社民、国民新の野党3党が15日、緊急雇用対策4法案を参院に提出した。第2次補正予算案の提出先送り と併せ、急速な雇用悪化に対する麻生政権の無策ぶりをあぶり出すのが狙い。週内に参院を通過させたうえ、民主党は麻生首相との党首会談を申し入れ、雇用対策の早期実行を迫る構えだ。
 「この年をどうやって越すかが切実な問題。政府・与党も異論はないはずだから、ぜひ強く協力を求めたい。(参院を早期通過させ)衆院で政府・自民党の判断を待つ」。民主党の小沢代表は15日、京都市で記者団に、雇用法案の年内成立に強い意欲をみせた。
 同党が強調するのが、スピード感のある対応だ。首相が打ち出した23兆円の緊急対策が反映されるのは、1月の通常国会に提出される第2次補正予算案や 09年度予算案の成立後。直嶋正行政調会長は法案提出時に「首相は口では言うが、具体的なものは一向に出さない。我々は当面の危機に政治の責任を果たす」。小沢氏も15日、「(政府の緊急対策は)中身も現実の状況に対応できないし、スピードが大事と言いながら通常国会の話しかしない」と批判した。
 民主党は、法案の参院採決を25日に会期末を迎える臨時国会の最後の山場に据える。15日の参院議院運営委員会では異例の多数決によって法案の委 員会付託を決定。18日の参院厚生労働委員会での審議・採決に向け、与党欠席でも採決を強行する考え。18日には連合との緊急集会や野党党首会談を開催。 首相に小沢氏との党首会談を申し入れ、法案の年内成立を迫る方針だ。
 強硬路線の背景には、雇用法案は世論の後押しを得られるとの見通しがある。民主党政調幹部は「これだけ社会問題化しており、きちんと姿勢をみせた方がいい」と語る。


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まぁ司会者の言うことにも一理あるとして、首相が公言する話が画に描いた餅状態なのは周知の話....。 話途中で出勤時間を迎えた手前、結論がどこに行き着いたものやら知らないで書き立てるのも何だが、そも国会やってるなら、責任政党から、今国会に政策提示するのが筋だし、何で野党に批判的なのかよく分からなかった。 それ以前に、国会運営とは!?とかいった話から、理解度が低いと言えば低いので、困った話ではあるが、似たような法案を年明け通常国会に出す予定という与党の姿勢は、「問題あるけど、議論は先送りね!」と、宣言したようなもんで、野党が議論しようと思ったら、こんな形でしか対応できないんじゃないの?という疑問が、彼の主張に違和感を感じた原因だろう。
さて、であるならば、野党提示の法案審議に、与党が乗らないことの方が、よほど批判の槍玉に上がって然るべきと考えるけど....果たして、どーなった?

民主「派遣切り防止」関連4法案提出 参院採決へ 
産経新聞2008年12月16日(火)08:05
■雇用問題で攻勢 自民に「踏み絵」
 民主党は 15日、「派遣切り」防止策などを盛り込んだ雇用関連4法案を社民、国民新の両党と共同で参院に提出した。民主党は与党側が抵抗しても、強行採決で今週中 に参院を通過させ、25日会期の今国会中に衆院で成立を図るよう政府・与党に迫る考えだ。年末に向け雇用情勢悪化の懸念が強まる中、民主党は平成20年度 第2次補正予算案の提出を次期通常国会に先送りした麻生政権の不作為を際立たせ、雇用問題を焦点に攻勢をかけ始めた。

 同党の小沢一郎代表は15日、京都市で記者団に「少なくとも参院は3党で可決を図り、衆院で政府・自民党の判断を待つ」と述べ、雇用4法案に同調するか否かの「踏み絵」を政府・与党に迫る考えを強調した。
 野党3党が提出した雇用4法案は、採用内定取り消しの規制▽雇用調整助成金の対象の拡大▽雇い止めや解雇で住居を失った派遣労働者への住宅貸与▽雇用保険制度の拡充-が柱。民主党は中小企業の法人税率半減を盛り込んだ税制改正2法案も独自に提出した。
 会期末に提出した法案を参院で通過させても、衆院で与党に拒否され法案はたなざらしにされる-との見通しは民主党執行部は織り込み済みだ。狙いは、通常国会での本格論戦を前に「雇用対策に後ろ向きな麻生政権」の印象を世論に植えつけることにある。

 ただ、強行採決には社民、国民新の両党から慎重論が出ているうえ、「雇用問題」に先鞭(せんべん)をつけたとする共産党は民主党との共闘には一線を画しており、野党間で足並みがそろうかが課題だ。

 一方、与党は15日の参院議院運営委員会で、会期が残り少ないことを理由に雇用4法案の早期の委員会付託に反対したが、採決で可否同数となり、西岡武夫委員長(民主)が付託を決めた。だが、自民党幹部は、民主党の法案攻勢を黙殺する構えを貫いている。


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やっぱり与党は黙殺すんじゃないの?
似たような提案してても、年明けじゃないと議論できない理由は何よ?

....小沢さんがはしゃぎたくなる気持ちも、あながち理解できなくはないね....。

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