金曜日, 12月 19, 2008

09年度予算一般会計88兆円台 国債は30兆円突破、20日内示


共同通信 2008年12月19日(金)21:34
 財務省は 19日の予算省議で、09年度予算の財務省原案を決める。予算規模を示す一般会計総額は88兆円台と過去最高に膨らみ、新規国債発行額が当初予算段階で4 年ぶりに30兆円を突破する。中川昭一財務相は20日の閣議に原案を提出、各省庁に内示する。今年は各省庁との従来型の復活折衝をやめ、内示後に麻生太郎 首相が重要課題推進枠3300億円の配分を指示。24日に政府案を決定する。

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一般会計88.5兆円、当初比5兆円増 09年度原案
朝日新聞2008年12月19日(金)21:31
 中川財務相は19日、09年度政府予算の財務省原案の骨格を明らかにした。一般会計の総額は08年度当初比5兆4900億円増の88兆5500億 円となり、当初予算で過去最大となった。特別会計の「埋蔵金」を税収不足分の財源に充てる一方、新規国債発行額も同7兆9500億円増の33兆2900億 円に膨らんだ。
 原案は20日に各省庁に内示。麻生首相が重点化枠の3300億円の配分を決め、24日に政府案を閣議決定する。
 公共事業費などの政策的経費である「一般歳出」は同4兆4500億円増の51兆7300億円。基礎年金の国庫負担引き上げで2兆3千億円、経済情勢に応じて使い道を決める「経済緊急対応予備費」1兆円などが加わる。
 地方交付税など自治体への配分は首相の「1兆円増額」の指示で同9600億円増の16兆5700億円。借金返済に充てる国債費は同800億円増の20兆2400億円。
 歳入では、税収を同7兆4500億円減の46兆1千億円と見込む。急速な景気悪化で法人税収などが大きく落ち込むためだ。「埋蔵金」の財政投融資特別会 計の準備金流用など税外収入が同4兆9900億円増の9兆1500億円。国債発行額は当初では4年ぶりに30兆円を超える。
 財政の健全性の目安となる基礎的財政収支は13兆500億円の赤字。赤字幅は08年度当初の5兆1800億円から2倍以上になる。政府は11年度に国と地方を合わせた基礎的財政収支を黒字化させる目標だが、大幅な税収増がない限り先送りは必至だ。
 政府系金融機関などに資金供給する09年度の財政投融資計画は同約2兆円増の15兆8600億円。企業の資金繰り支援のため、10年ぶりの増額になる。(五郎丸健一)

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交付税の増額、10年度も継続=閣僚折衝「1兆円増額」で決着-来年度予算
時事通信 2008年12月19日(金)02:30
 2009年度予算編成が最終局面を迎え、中川昭一財務・金融相は18日、鳩山邦夫総務相や舛添要一厚生労働相らと財務省原 案内示前の折衝を行った。総務相との折衝では、地域の雇用創出を目的に国の一般会計から支出する「地方交付税等」を前年度から約9600億円増やし、 16.5兆円とすることで合意。麻生太郎首相が指示した「1兆円増額」を決着させた。雇用支援は10年度も5000億円の特別加算を継続する。
 財務省は閣僚折衝を受け、20日に内示する原案を固めた。一般会計総額は08年度当初の83.1兆円から88兆円台後半に膨らむ。厳しい財政事情 を踏まえ、外国為替資金特別会計から過去最高の2兆円超を一般会計に繰り入れる。内示後、首相が重要課題推進枠(3300億円)の配分を決定し、24日に 政府案を閣議決定する。

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何があっても驚かないつもりだったけど....。

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