水曜日, 12月 31, 2008

自民の「兵糧攻め」に絶える民主


読売新聞 2008年12月31日(水)09:04
 民主党が次期衆院選に備え、経費節減に努めている。選挙の時期が見通せない中、党大会やPR用のCMの経費を抑え、「兵糧」を蓄えている。
 民主党は1月18日、東京・芝公園の「メルパルク東京」で党大会を開く。自民党大会と同じ日だが、楽団演奏などの派手な演出はしないことにした。 議題も、予算や決算などを決める最低限の内容にとどめる。現職の国会議員は出席させるが、次期衆院選に立候補する新人や元議員は「選挙に備えて活動に専念 すべきだ」として参加を求めない。
 会場も以前の郵便貯金会館で、「費用は有名ホテルなどの4分の1から5分の1程度で済む」という。党幹部は「今秋の小沢代表の選出時に党大会も開いたから、大がかりにする必要がない」と説明する。
 年末年始に全国で放送する衆院選向けCMも、簡素な内容にした。小沢代表の全国行脚の様子を写した写真と「国民が、安心して生活できること」「政 治の使命」などの文字を流しているが、写真はほとんどが9月に放送したCMの“使い回し”だ。「制作費はほとんどかかっていない」という。
 民主党がこうして節約に励むのも、企業献金や政治資金パーティーで多額の政治資金を集める自民党に比べれば、もともと政党交付金以外に大きな収入源がないためだ。当選回数が少ない議員が多いため、個別の「集金力」も強くはない。 与党には、麻生首相が 民主党は、衆院選立候補予定者のうち新人・元議員には月額70万円の日常活動費を支給しているが、公認が決まれば500万円を一括支給し、活動費 は止めることにしている。ところが、今回は公認決定後、選挙までの期間が長引きそうなため、新人候補らから悲鳴が上がり、党は年末年始の活動費となる「も ち代」200万円を初めて支給した。
 ベテラン議員は「自分の選挙資金は自分で稼ぐのが基本だ。昔はそうしてきた」と苦言を呈するが、若手からは「選挙事務所設営時などの初期費用で使い切ってしまい、選挙が先送りされると苦しい」と嘆く声も漏れている。


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悲惨な話だ....。

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